Yahooにこんな記事が載っていました。
「うつ」誘発、たんぱく質特定…新薬開発に期待 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所というところが
体内のたんぱく質の一種に、恐怖や不安の増幅、ストレスによる活動低下など、
うつ症状を誘発する働きがあることを突き止め、新薬の研究をし、
マウスで実験したところ、
『普通のマウスと比べ、慣れない環境に置かれても活発に行動し、
不安や恐怖を感じにくくなった』 というものでした。
新薬には期待したい気持ちが大きいですが。
で・・・
ツイッターなるものの投稿数をクリックしてみたら以外と以外
100%にちかく賛成しているかとおもいきや、少数ですが
私と同じ考えの人もいるんだなぁ〜って感心させられました。
※必要だから発現して進化して獲得したものなんじゃ・・・
※壊れたブレーキのせいでのろのろ運転するのは嫌だけど
ブレーキ取るのはもっと嫌だ。
※ある意味怖い
※軍事利用できるね
不安な心や恐怖心というのは大田先生もおっしゃっていましたが
先祖から受け継いだ大変優れた人間の能力なんですね。
不安や恐怖がすべて悪いのではないのです。
槍を持って狩りをしていた大昔・・・
戦国時代どこから敵が現れるか分からない時代・・・
自分の身を守るために進化していった感覚なのですよ・・・
先祖からいただいたそのDNAはそれはお金に代えられない
大事な宝物なんですね。
その宝物を持っていながらもそれに気が付いていないんですね。
たとえば、親から初めて包丁を受け取った。
包丁は人間の大事な食の部分を助ける役割があります。
包丁で美味しく栄養満点の料理ができるにも関わらず
自分や他人を傷つけてしまうんじゃないかということばかり
に捕らわれてしまっている。
じゃあ 包丁を取り上げてしまえばいいのか・・???
それって違くない?
包丁を受け取っても、怖い、不安に捕らわれずそれを注意しながら
利用していくのが道なんじゃないかなって思うのです。
不安・恐怖の心は自分の身を守るために備わっているんです。
なのに、恐怖や不安に鈍感になったら、いざという時どうなんでしょう?
家が火事になった
「あ・・・火事だぁ〜 って別にいいんじゃねぇ 怖かねぇ〜し」
それでいいんでしょうかね・・・。
「治ればいい・楽になればいい」
そう思うかもしれない。
でも・・・倫理や心はどこに行ってしまうのでしょう。
大切な宝物を失わないで治す方法があれば、
それが一番だとは思いませんか?
恐怖心や不安が湧いてきても、心騒がせない・・・
そのまま・・・あるがままにする。
そうは言ってもも苦しいからすぐに楽になりたい!
って言うのも分からなくは無いですよ。
なが〜い目で見れないというのも分かります。
それでも
私はそう思います。
あきの様子ですが
ある日、朝から少し気持ちが落ち込んでいるようでした。
非定型うつではなくうつ病の方が起き上がってきたのかな?
って思って
「具合が悪いなら今日は休んだら?」と聞いたら
一時そのつもりになったのですが、すぐバッグを肩にかけて
「やっぱり行ってくる」と出かけて行きました。
見送る私にソルトが「意思、決定、行動だね」と
一言言いました。
帰宅したあきに、私は具合の事は触れないようにしました。
コタツにもぐりこんで横になっていました。
どうやら寝ながら呼吸法をしているようでした。
きっと電車の中でもず〜っと呼吸法していたんでしょう。
ところが夕食の支度を始めると
「手伝うね」とキッチンに来ました。
これも、意思、決定、行動・・・
うつ病を早く治す方法の一つです。
結構楽しそうにお料理を手伝ってくれました。
翌朝、あきは前日の気持ちの落ち込みが嘘のように
明るく元気に出勤していきました。
完全に自分をコントロールできているようです。