2017年03月27日

うつ病 治す方法(4)


 今回はうつ病の重症度についてお話しましょう。

 実は、あきは、大鬱から非定形うつ病へと症状を変えて

 行ったのでです。

 大鬱というのはかなり重たい症状です。(重症)

  重症のうつ病(大鬱)とは
    日常の生活ができず、引きこもり寝たきり状態
    体が動かないため、顔を洗うのも、お風呂に入るのも、
    できない人がいます。
    暗いあるいは無表情で、うなだれていて、
    目に光がなく力もない
    症状が重くなると死にたいとか消えたいとか
    泣き叫んだり、自分を傷つけたりします。

  こんな症状の時は、すぐに精神科のある総合病院へ行き

  血液検査、甲状腺検査など行い、数値に問題がなければ

  精神科にて処方された薬を飲み安静にしています。
 
  (なぜ血液検査や甲状腺検査をするかというと
   ほかの病気でもうつ病と同じ症状がでる事があるからです
   あきの場合は、初めに様々な検査をして、身体的に
   問題がなかったので、精神科的な処方を受けました)

  周りの人(家族)は、決して「甘えてる」とか「がんばれ」とか

  口にしてはいけません。

  それによってストレスホルモンがどんどん出て、余計悪化します。

  発病から5~6か月は安静にした方がよいようです。

  あきの場合も、発病から4~5か月で

  マインドフルネスSIMTを始めようとしたら

  主治医が「まだちょっと早いけど・・・」と言っていました。

  それでも「マインドフルネスは大変良いですから無理せずやってみたら」

  と言ってくださいました。
   
  でも、どんな大鬱でも、1年以上寝たきりは長いように思います。

  安静にして治るわけではないと思います。

  安静と休養は非常に大切ですが、そこから抜け出す手段を見つけないと

  何年も寝たきりなんてことになりかねませんよね。

  ですので、大鬱(重症)の場合でも、半年から1年休んだら

  マインドフルネスSIMTや認知行動療法を始めた方がよいのでは?

  と私は思います。

  次に 中程度のうつ病の場合
    日常の生活がうまく送れなくなってきます。
    仕事のミスが多くなったり、休みや遅刻が増えたり
    口数が少なくなったり、暗い表情だったり、
    付き合いが悪くなったり

  周りの人(友達や同僚含め)が「あれ?最近変だな」と気が付きます。
    
  どうにか仕事や学校にはいけているけど、非常に辛く苦しい
    
  というのが中程度のうつ病です。
    
  すぐに精神科、または心療内科で診察していただく。

   と同時に、マインドフルネスSIMTを始めることをお勧めします。

  軽症のうつ病の場合
   日常の生活は普通に送れる。
   「ほんとに うつ病?」って思う人もいるかもしれませんが
   でも、本人はとても辛く苦しい思いをしています。

  我慢をせず、自分で苦しいと思ったら、病院へ行きましょう。
   
  まずは内科でもよいです。症状を言って医師の診断を仰ぎましょう。

  そして、ストレスによる症状であろうということになったら

  マインドフルネスSIMTを始めましょう。

  
  このように、うつ病にも、重い軽いがあります。

  あきの場合は、非常に重いうつ病でした。

  少しずつうつ病になっていったのですが、内科の先生から

  「うつ病だと思います。精神科へ行ってください」と言われた

  この一言で、すごくショックを受け、診察室から待合室に戻った時、

  今までと一気に表情が変わり、動けなくなりました。

  私にぽつんと「やっぱり・・・私・・・うつ病だったんだ・・・」

  と言って、家に帰るとそのまま寝たきり状態となりました。

  どんなに重いうつ病でも、時間はかかるけど完治します。

  それがマインドフルネスSIMTです。

  今では夢だった仕事とはいえストレスフルな仕事について、

  マインドフルネスの技法を活用して元気に過ごしています。
  
  「もう、うつ病には絶対ならない!

   もし、なりそうになっても、変だなってすぐ気づくし、
  
   自分でコントロールして再発しないようにできる。

   マインドフルネスSIMTってすごいよね」

  ほんとに、そう思います。 
    
 
 
posted by シュガー at 17:12| Comment(2) | TrackBack(0) | マインドフルネス | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、初めまして。私はほとんど毎日つらいのでほとんどの時間を呼吸法をして過ごしているんですが、このブログの暇さえあれば呼吸法をするとゆうのも参考にさせてもらっていますm(__)mそれでこの記事を見て不安に思ったのですが、安静にしてても治らないとゆう所で、呼吸法をしてると自然と安静にしてる状態になってしまうのですが、呼吸法をたくさんするのはあまり良くないのでしょうか?
Posted by のも at 2017年04月25日 13:14
 はじめまして

 のもさん

 できる範囲で質問にお答えしますね

 ●安静にしてても治らないとゆう
 
  そのとおりだと思います。
  私が言っているのは
  安静にしていて、何もしないと・・・治らない
  ということです。 
  薬を飲んで安静にしていて、ただ寝ているばかりで
  1年以上もなんの手立てもしないでいると
  治らない可能性が高いですね。
  薬で一時的によくなっても、回復期に波にのまれて
  ストレスホルモン出したりしてたらいつまでも同じ
  場所にとどまっているだけだと思いますよ。

 ●呼吸法をしてると自然と安静にしてる状態になってしまうのですが

  ???
  呼吸法をしているのですよね・・・
  リラックスはするかもしれませんが
  安静にしている状態とは違います。
  呼吸法をしているということは、
  呼吸法をしようという意思があって決定し
  行っているのですから、呼吸法という
  行動を取っているわけです。
  呼吸法=安静は違います。

 ●呼吸法をたくさんするのはあまり良くないのでしょうか?

  呼吸法はたくさんするのは良くないということは
  ありません。
  ただし、内容によります。
  呼吸法をしながら、あれやこれや考えて
  ストレスホルモン出しながら呼吸法するのは
  はっきり言って無駄です。
  というか悪化させる可能性もあります。
  (ですからちゃんとした指導者についてもらって
   正しい呼吸法を身につけるのが大事なのです)
  その状態で何時間も呼吸法するよりも
  あるがまま 浮かんできた思考には名前を付けて
  捨てる あるいは流すイメージで
  ストレスホルモンを出さないようにしつつ
  呼吸法をするのであれば、たとえ30分でも
  有効です。
  考えながらやるより考えを捨てつつやる30分の
  方が貴重です。
  その30分がながけれがながいほど確かに効果は
  でてくるかもしれません。
  セロトニンは正しい呼吸法をはじめてから15分くらい 
  から分泌されるそうですから、それ以降の時間が
  効果を増してくれると考えられます。

  私は資格があるわけではありませんので
  もし、指導者(カウンセラー養成講座を修了した方)
  についてもらっているのならその先生に聞いてみてください。
  ついてもらっていないのなら、セッションに参加して
  ください。

  のもさんが良くなりますように!
 

>のもさん
>
>こんにちは、初めまして。私はほとんど毎日つらいのでほとんどの時間を呼吸法をして過ごしているんですが、このブログの暇さえあれば呼吸法をするとゆうのも参考にさせてもらっていますm(__)mそれでこの記事を見て不安に思ったのですが、安静にしてても治らないとゆう所で、呼吸法をしてると自然と安静にしてる状態になってしまうのですが、呼吸法をたくさんするのはあまり良くないのでしょうか?
Posted by シュガー at 2017年04月26日 09:42
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