先週、あきと二人で「秋の京都」へ2泊3日の旅行をしました。
かなり昔
私の母が、私の亡き祖母(母の母)を連れて京都へ
二人で行ったように・・・
昔
私が、私の母を連れて京都へと二人で行ったように・・・
今回は、
娘のあきが私を京都へ連れて行ってくれました。
4世代続けての母娘京都ふたり旅。
意としてそうしたのではなく
あきが
「私のうつ病が治ったのは両親のおかげ!二人にお礼をしたい」
と言い出したのが事の発端。
「修学旅行は京都じゃなかったし、京都へ行きたい。一緒に行って!」
しかしながら、ソルト(あきの父親)は仕事で3日家を
空ける事ができず
「ひいおばあちゃんやおばあちゃんやママが行ったみたいに
あきもママと二人で行っておいで」
とソルトに言われ、
あきの姉も誘ったのですが、やはり介護の仕事で
「私を頼りにしてくれているお年寄りをほっておけない。
3日も休むのは無理」というので、
母子ふたり旅になりました。
旅費・宿泊費・おこずかいなどは社会人になったあきがほとんど負担。
ソルトからも選別をもらって行きました。
旅行の日が迫ってくると、毎日辛かった日の事を
思い出しては、時々涙が自然と出てしまっていました。
「くるしいよ〜たすけて〜消えたいよぉ〜〜〜死にたいよ〜」
と私にしがみついて泣いた日々。
毎晩隣に寝かせて、何度も夜中に起きて隣にいることを
確認しながらうとうととした日々。
かわいそうで、かわいそうで、胸が痛くてたまらなかった日々。
走馬灯のように思い出されます。
そんなあきが、就職して9カ月の間、貯金をして連れて行って
くれると言うのです。
こんなに嬉しい親孝行はありません。
「パパには別にお礼をしなきゃ」と言いながらふたりで
旅の準備も楽しかったです。
「どこへ行きたい?何食べる?」などワクワクしました。
最初、3日間とも雨らしいということでしたが
結局2日目だけで、それも午後2時くらいからは曇りとなりました。
1日目は 「観光バスに乗ろう!」ということで
京都半日観光バスに乗りました。
清水寺、銀閣寺、金閣寺を回って、夜は南禅寺門前の「湯どうふ」の
お店で湯とうふのコースをいただきました。
翌日2日目は雨でしたが、あきはきものを着て二条城、祇園と
その周辺のお寺などを歩きました。
お昼も夜も祇園の茶屋やレストランでいただきました。
3日目は、嵐山 天龍寺は少し早めでしたが紅葉がきれいでした。
船に乗って今日弁当をいただきながら40分のコース。
船は貸切でした。
どこへ行っても笑いながら過ごしました。
普段歩きなれない私の足が筋肉痛になってしまったのですが
あきが色々世話してくれました。
ゆっくり歩いてくれたり「少し休もう」と促してくれました。
楽しいねぇ〜 と言いながら旅行しました。
あきのどの写真も笑顔でした。
具合の悪くなる事も全く無く、疲れた様子も見せません。
ほんとに元気に3日間 食べ歩いてきました。
あきの明るくなった表情やすっかりアトピーが影を
ひそめている様子はお届けできませんが、
一応、目隠し写真を載せますので雰囲気だけお伝え
できれば嬉しいです。
帰って来てからソルトに
「どこが印象的だった?」と聞かれたあき
「二条城!大政奉還の間を見れてよかった」
最近、歴女とまでは行きませんが、歴史に非常に興味を
持っています。
現在読んでいるのは紫式部の「源氏物語」
「読まれている歌の意味が分からない時があるから
ネットで調べる」
と言いつつ、テレビが点いているのに、その音も気にせず
夢中で本を読んでます。
※写真はボカシと目隠しをしています。



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