2011年10月24日

治ったのはあきだけじゃない!


 あきは、前回日記を書いた翌日、離脱症状が出ました。

 手が震え、頭がキシキシ感じたそうです。

 いわゆるルボックスの典型的な離脱症状です。

 それでも普通に出勤し、何事もなかったかのように

 帰ってきました。

 「まったくなんともなくなるまで、2週間かなぁ〜?」

 なんて、のんびりした事を言っています。

 まだ、少しのイラつきと時々頭のキシキシが残っている

 そうですが、それでも普通に生活しています。

 あきは、マインドフルネスという魔法の奥義を

 身につけているため、心騒がせず、この時期が

 過ぎ去るのを呼吸法、洞察で乗り越えているようです。

 週末には一緒に外食したり、一人で車を運転して

 買い物に行ったりしています。

 傍から見ると、離脱症状が出ている事を感じさせません。

 アトピーも額のかさかさくらいでほとんど出ていません。

 
 さて、今日のお話は「治っているのはあきだけじゃない」

 という事実です。

 マインドフルネス総合研究所の先生は、長い間、禅から

 学び西田哲学を取り入れて今のSIMT(数あるマインドフルネス

 心理療法の技法の一つ)を研究されてきて確立されたもので

 アメリカからの逆輸入ではないんですね・・・。

 いわゆる日本人に合ったマインドフルネス療法とも言えるのでは

 ないでしょうか。

 毎年、改善・修正を加えつつ、今の独自のSIMTが確立

 されているのだと思います。

 治したい、という一心でマインドフルネス総合研究所の門をたたき

 実際に改善・完治した人はかなり多くいるようです。

 なぜなら、先生の所へ卒業生から『体験談』が送られてきていて

 それをブログにアップされているので分かります。

 先生から以前、リンクやコピペについてはお許しをいただいて

 おりますのでここでリンクしてご紹介します。

 【うつ病を治した方の体験談】

  http://blog.canpan.info/jitou/archive/2257

  1〜6までありますので順にご覧になると良いでしょう。

  すごいですね。

  治ったと思ってから5年で再発しなくなると何度も言われて

  来ましたが、やはり5年間は疲れすぎないように、呼吸法と洞察法

  を生活の中に入れながら気を付けて生活すると完全に完治

  (変な言い方ですが)するんですね。

 下の方に ★その他のかたたち のリンクに、

 はちみつさんのブログも、私のブログもあります。

 また、マインドフルネス総合研究所の先生が一人でも多くの

 人にクリアな生活をしてもらうために、カウンセラーを養成

 しています。

 病院関係の方も、カウンセラーを目指す方も、学生さんも

 一般の人もいるそうです。

 卒業して実際に現場で実践している方もいらっしゃるようです。

 その中で、私が知っているのは「マインドフルメイト」という

 ボランティアを基本としたマインドフルネス(SIMT)の

 セッションを行ってくれる所です。

 とにかく、多くの方が「治すぞ!」という強い意志を持って

 セッション10まできちんと行えば、改善完治するのです。

 今からやってみたいと思っている人には、ぜひお勧めします。

 騙されたと思って(騙してませんが)やってみてください。

 私も、あき自身も多くの人に辛い思いから脱出してもらいたい

 と考えています。

 最後に、昨年10月、あきが皆様に向けて書いたメッセージを
 
 もう一度リンクします。

 【あきから皆様へメッセージ(うつ病で苦しんでいる皆さんへ)】

 http://mindfulness.seesaa.net/article/167562870.html

 うつ病なんて、この世から無くなればいい!

 私も強くそう思っています。



 【拍手にコメントくださった方へ】

  
  gotamaさんへ
  すみません、どなたか分かりませんが
  ありがとうございます。
  ほんとに元気になりました。

  
  雪月花さんへ
  お嬢さん、ほんとに回復されていますね。
  嬉しいです。
  あきの場合ですか?
  そうですねぇ〜 朝はいつごろから起きられるようになったか
  良く覚えていませんが、学校にはたまに行けばよかっただけですし、
  比較的、非定型うつ病は朝に強いため、マインドフルネスで訓練
  していたら自然と早起きになってきましたね。
  (重症の時は一日ベッドから起き上がれませんでしたけど・・・。)
  特に、勤め始める頃(今年の2月ごろから)どんどん起きる時間が
  早くなりました。と同時に寝る時間も早くなりました。
  確かに7時くらいからセロトニンが分泌されますが、あまり焦らず
  見守っていらしたらいかがでしょうか?
  目標を7時半にして、起きられたらOK、起きれなくても
  ダメだったぁ〜って思わないで、また明日早起きに挑戦しよう
  くらいの気持ちで良いと思います。
ずいぶん良くなられたんですから、お母さんがゆったりした
  気持ちでいましょうね!必ず良くなりますから・・・。
  お大事に!




posted by シュガー at 14:39| Comment(3) | TrackBack(0) | マインドフルネス | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

病気が良くなった方のお話など知りたいなぁと思っていたので、こちらから読むことが出来て良かったです。どうしてもネットなどで悪い情報ばかり見てしまって落ち込むことが多く、やっぱり治らないかもなんて思ってしまうんですが、このような体験談は励まされます(^^)私はまだまだ、あきさんのように魔法の奥義を身に付けられていないんですが…きちんと理解出来るときがくるのか自信ないのですが頑張ります。
あと1つ質問があります。以前のブログであきさんはマインドフルネスとその他の行動療法?を一緒にやっていたと書いてあった気がするのですが、何をされたんですか?長くなってしまい申し訳ありません。。
Posted by りぼん at 2011年10月26日 00:14
 シュガーさん、おはようございます。

 >で・・よくよく読んでみたら、あの方?でしょうか・・・。
 >だったら嬉しいなぁ~♪

 シュガーさんに喜んでもらえて光栄です。

 埼玉の先生の所にまで掲載されていて、びっくりしました。

 うつ病やその他の精神疾患に悩む方は増加の一途です。

 1人でも多くの人がこの療法に出会って、完治する道を歩んで欲しいと思います。

 しかし、完治するには、自ら行動を起こさなければいけないと思います。
 情報探し、支えてくれる人々の存在、最後はその療法を信じて1年くらいは続けてみること。
 
 強い意志と共に運や縁、環境もあると思います。でも、運や縁は意志でたぐり寄せることができる様な気が僕はするんですよね。

 僕がシュガーさんのブログに出会っていなければ、ここまでの回復は無かったのですから。このブログは1人のうつ病患者を快方へ導いたのです。

 うつ病は、いつまでも、薬を飲んでいて、養生すれば治る類の病気ではありません。
 人間関係の中でのリハビリテーションが必要です。そのスキルがSIMTだと思います。

 僕の夢はいつか、今度は支援する立場に立って、1人でも多くの方の苦悩を取り去ることです。

 聖路加国際病院の日野原重明先生のお言葉を拝借すれば、それが僕に与えられた人生の使命(ミッション)かも知れません。

 後5年くらいは、自分なりにSIMT深めてゆきたいと思っています。

 この療法は単にうつ病を治すことのみならず、人生において、継続して努力することの大切さを教えてくれました。

 人生には限りがあります。与えられた大切な命を、精一杯、楽しく生きてゆきたいですよね。

Posted by おだやか at 2011年10月26日 07:57
りぼんさんへ

  マインドフルネス療法を訓練していると
  どうしても「ほんとに治るんだろうか」という
  不安が何度も何度も押し寄せて来ますよね。
  無理も無いです。
  騙されているじゃないか?
  もしかしたら、洗脳されている?
  などと、マイナス思考になっていきます。
  それも回復してからも波が来るたびに思うんです。
  ある意味、人間なら仕方ないです。(笑)
  防衛本能って大事ですからね。
  それでも本格的に良くなって来ると、
  やっぱり自分の選択は間違いじゃなかったと
  気が付く日が来ます。
  それまで大事なのは止めない事です。
  教えてもらった通り、課題をこなしていくと
  必ず良くなってきますので途中であきらめないで
  くださいね!
  さて、ご質問のマインドフルネス療法と認知行動療法
  同時期に行う事についてですが・・・
  あきの通っているクリニックでは、認知行動療法が基礎
  となっていて、それに+マインドフルネス療法を取り入れて
  いるようです。
  ですので主治医がマインドフルネス療法だけでなく
  認知行動療法も同時にできるのでやってみたらどうですか?
  という内容の話がありました。
  しかし、マインドフルネス療法と認知行動療法は
  内容が全く違い、本人が混乱をきたす可能性があると
  思いましたので、これを行うことは止めました。
  認知行動療法に+マインドフルネス療法という形なら
  行う事が出来たのかもしれませんが、あきは始めから
  マインドフルネス療法だけをスタートしたので、
  これだけにしたのです。
  認知行動療法とマインドフルネス療法、それぞれの
  特徴を見ると、接点はありません。
  方法がまったく異なるのです。
  ということで、あきが受けたのはマインドフルネス療法
  だけです。
  違いなどについては以前も書いていますが、機会があれば
  もう少し詳しくお話いたします。

 おだやかさん!
  お返事は記事にさせていただきます。
  ここで埋もれてしまうにもったいない文章なので・・・
  お許しください。

Posted by シュガー at 2011年10月28日 15:41
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