あきの様子は良好です。
まったく問題なく元気です。ここのろころお肌もつるつるです。
最近、結構きつい事も言ったりします。
口喧嘩も時々します。
それでも、気分の落ち込みや具合が悪くなる事はありません。
こちらも、気を使ったり、腫れものに障るような接し方は
もうしていません。
あき自身もそうだろうと思いますが、私もずいぶん楽になりました。
話は変わりますが、昨日あきに言われました。
「ママのブログを読むと、私どんだけ子供扱いされてるんだ
って思うよ。読んでいる人きっとみんな私を幼く感じて
いるんじゃないかしら・・私はチャンと大人ですよ。笑」
確かに、母親の私がブログであきの事を書くとどうしても
子供扱いした書き方になってしまいます。
あきの名誉のためにお伝えしますが、あきはしっかりしてます。
「弟がいるでしょう」と良く言われるそうで、兄弟の中でも
姉の位置にいる雰囲気があるようです。
さて、今日は有酸素運動のお話・・・。
『うつ病には有酸素運動が良い』という話は
皆さん聞かれた事があると思います。
なんで有酸素運動が良いんでしょう。
人間はストレスを受けるとストレスホルモンを分泌しますよね。
交感神経が優位になってドキドキとか不安とかが強くなって
しまいます。
もうひとつのルートは、脳に達して血流を悪くします。
脳の血流が悪くなると
思考が回らない・簡単な計算ができない・考えがまとまらない
頭の中が真っ白になってしまう・ミスが多くなる・注意散漫になる
などなどが起こります。
これもうつ病特異の病状の一つです。
全員がそうなるのではなく、出る症状はさまざまですから
そうなる人とならない人がいます。
症状が出ていなくても脳の活性化が必要です。
そこで、脳の血流を良くして活性化するのが有酸素運動や
脳トレなどです。
自転車漕ぎを5分~10分くらい行うと脳の血流が良くなるそうです。
実際に自転車漕ぎをする前とした後の脳のMRI写真を見せて
いただきました。
自転車漕ぎをした後のMRIは赤く血流が良くなっている部分が
はるかに多く映し出されていました。
うつ病で頭が回らなくなっても、決して脳細胞が死んでしまった
わけではないそうです。
この脳に有酸素運動をしたり脳トレをして血流を良くし
リハビリをかけていくと、また良くなってくる。
例えば、腕を骨折してギブスをして、骨がちゃんと元通りになった
とします。
でもギブスを外しても、すぐに腕が動くわけではないですよね。
リハビリテーションをして少しずつ筋肉を動かすようにして
最終的にはもとのように動かすことができるようになる。
それと同じと考えたらよい。
脳にリハビリテーションをして、脳を活性化して動かすようにるす。
有酸素運動と言えば、自転車漕ぎやスイミング、ジョギングなどが
あげられます。
でも、有酸素運動と言ってもうつ症状が強い場合、身体を動かすのも
辛い場合があります。
そんな時や雨で外での運動ができない時に有効なのが
【フリフリグッパー体操】
これは、筑波大学大学院の征矢英昭助教授が開発された「脳フィットネス」
の体操で、認知症の予防、転倒防止、生活習慣病の予防改善
感情コントロール、睡眠障害・うつ病の予防 などに有効とされています。
やり方は フリフリグッパー体操(解説)
マインドフルネス総合研究所のセッションでは
この体操を歌を歌いながら5分くらい行いました。
歌はなんでも良いそうで、好きな歌を歌えばいいのです。
大きな声をちゃんとだして、手足バラバラの動きをすることにより
有酸素運動をしたのと同じ効果があるそうです。
ちゃんとやればかなり息が切れます。
マインドフルネスの課題の中の1から12まで全部の日記に
このフリフリグッパー運動でも他の有酸素運動でも行ったか
行わなかったか毎日記録する欄があります。
そうやってやっていく事によって脳を活性化し回復します。
具合が悪くて運動できなくても5分でいいのと、家族みんなで
やれば楽しみながらできるところが良いです。
ついつい笑いが出てしまう・・・そこがまたうつ病には良いのです。
娘さん、笑顔が戻りますように!
今年の末あたりに、マインドフルネス総合研究所の
大田先生の本が出版されます。
それに、自分でもある程度できるような指導方法が
書かれていると思います。
確かに完治するために一番確実なのはセッションに
参加する事です。
遠い方は北海道や沖縄から通っていらっしゃったそうです。
皆さん良くなられたとの事。
それでも、完治は難しくても少しでも回復するためには
本を読まれて実践されると良いかもしません。
うつ病を抱えての実践はなかなか大変ですから
家族の協力は不可欠です。
ご本人はもとよりご家族も諦めず焦らずに一歩ずつ
進んでいってください。