今日、あきは朝からハローワークのネット情報を見ていました。
「新しい募集があった」とすぐさま職安に飛んで行ったのですが
職員さんの情報打ち込みが間違っていたらしくがっかり・・・。
今年の新卒者の就職は、昨年よりもきびしいらしいですね。
新卒者でなくても1つの募集に何十人も殺到しているのが現状です。
それでもあきは今日、自分で気になる募集があるらしく、また新たに
郵便局から何通かの履歴書を送っていました。
「きっと、病気ももっと改善されてGOが出る時、就職も決まるんだそろう」
と言っています。私はただ見守るだけです。
あきは、大学生の時にやっていたイベント派遣のアルバイトをやりつつ
就職活動することに決めたそうです。
そう・・・前回(夏)始まった途端に具合が悪くなったあのバイトです。
あの時は、実は皇室がいらっしゃるということで、周りがかなり緊張して
いたなかでのバイトだったので、余計具合が悪くなったのではと思います。
でも、あのころの様な事はもう無いだろうと本人も感じているようです。
かといって、まったく具合が悪くないという訳ではありません。
夜になると「あ・・・おかしくなってきた」と言って呼吸法をしたり
「ちょっとヘンだからお風呂に入るね」とお風呂場に飛んで行ったり、
就寝前だったらすぐに布団に入って寝たり、工夫しているようです。
そんな中、大好きなアイドルのコンサートも決まったそうで、
どこへ行こうかとお友達とメールでやりとりしている姿が楽しそうで
こちらまで嬉しくなります。
病状が少しずつ安定し、改善しはじめると、何でも自分で決める
もとのあきに戻ってきています。
さて、先日、ソルトが突然あきに話をはじめました。
「パパもママもそうだけど、クソまじめなんだよな・・・。
だからお姉ちゃんもあきもまじめなんだよ。(笑)
まじめなのは悪い事じゃない。良いことなんだけど
100%全力で走っていたら、絶対長続きしないんだ。
分かるよね。」
というとあきがうなずきます。
「その上あきは、すっごい負けず嫌いだから、なかなか難しい
かもしれないけど、100%がんばるんじゃなくて
70~80%にした方がいいよ。
100%がんばっていると、それにのめりこんでいて周りが
見えなくなっているからね。
周りが見えなくなっていると、色んな事が起こっているのを
察知できなくなる。問題が起こりやすくなる。ミスも大きくなる。
いつも、周りを見渡せるくらいのがんばりでいいんだよ。
それと100%の力をいつも出していたら充電が空になった時
パワーを蓄えるのにすごい時間と努力が必要になる。
7~80%だったらすぐに力を取り戻せて、長い間持続できる。
それでも人生において「ここぞ!」というがんばり時が来る。
100%の力は、そのここぞ!という時に瞬間的に発揮すればいいんだよ。
がんばることは悪い事じゃない。良いことなんだけど
がんばり方を工夫するといいよ」
あきは、目にいっぱい涙をためて聞いていました。
自分に当てはまる事をずばりと言われたのと、いつも怖いと
思っている父親が自分を分かってくれているとういことで
何か感情が湧きあがってきた感じでした。
あきは、なんでも全力でやらないと気が済みません。
誰かに負けたくないという気持ちより、自分に負けたくない
とうい気持ちが非常に強いです。
どちらかというと、他人の事はどうでもいいし、世間もどうでもいい。
自分自身の中で自分に勝てない事が悔しいと言う感じです。
「もう少し力を抜いていいんだよ。」
今後のあきの人生においても、それに気がつかないで全力で走っている
時が来るかもしれない。そんな時、さりげなく「もう少し力を抜いて・・・」
と言って声をかけられたらと思っています。
先日、松平健さんの奥様が亡くなられましたよね。
何でも完璧にこなそうとして、がんばりすぎてしまったようです。
性分といえばそれまでですが、少しずつでいいから力を抜いて
がんばっていることを周りがいつも認めて見守ることも大切だと思います。
松平健さんの「心通いあう先生と巡り合えなかった」という言葉は
非常に重いです。奥様への深い愛情と、それを守れなかった辛さと
今の精神医療の現状への心の叫び・・・。
胸が痛くなる一言でした。
☆しばらくの間(たぶん2~3週間)仕事のためブログの更新ができなくなると思います。
☆はるさんへ
はじめまして。コメントありがとうございました。
あきへ伝えます。
☆かれんさんへ
そうですか!それはよかったぁ~
一日も早く良くなられますようにお祈りしています。
☆カエどんさんへ
ご意見ありがとうございます。
私の個人的意見ですが・・・。
ドラマといっても、やはり取り扱う題材が「うつ」なら
私としてはあまり軽く楽しむというわけにはいかないのです。
このドラマが間違った表現をしているわけでもありませんが
誤解を受けやすい病気ですし、描き方によっては
間違った情報をうのみにしてしまう人も多くいるでしょうから・・・
マスコミの力は、時によって恐ろしく感じるときがあります。
かといって一個人が何ができるわけでもありませんがね(苦笑)
それにしても、良かったですね!ご縁ってすばらしいですね!
きっと改善されますよ!ぜひ元気になってください。
応援してくださってほんとに感謝です。
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あきさんの場合も相当、状況悪いときなどは、今に集中どころか、どんどん悪いときのように、雑念、マイナス思考に捕らわれることがありますか?苦しみから逃れたいとはじめてやはりなかなかよくならないと、悪いほう悪いほうへと考えてしまうのは仕方ないことなのでしょうか?それでも今に気づいていく(ある程度意志の強さを必要としますよね?)ことで道は開けていくのでしょうか?長く不安神経症的なことで悩み、諦めていたときに瞑想を知りました。
2月にはじめて、かなり経ちますが、やはり落ち込むような状況では、以前と変わらず、過去のことばかり。
だいぶんお待たせしましたがあきの様子をお答えしますね。
具合が悪いと当然マイナス思考に陥りやすいですし
雑念に名前を付けて捨てようとしても次々に生まれてきて
追いつかなくなる場合がありました。
今年の春にそういった状況に陥り大変苦しみました。
これは、マインドフルネスを始めた人のほとんどが体験
することだと先生がおっしゃいます。
それは「あるがまま」を訓練する時期に来たと言って
いいのだと思います。
一つ段階を上って、「あるがまま」「そのままにする」
という段階に到達した証拠。
なので雑念が湧いてきてもそのままにする。
それにとらわれない。気にしない。
他の事に目を向ける。
呼吸法の「吸ってるなぁ~ 吐いてるなぁ~」とう事だけ
に意識を向ける。
あるいは、別の事をする「トイレを磨く」っていうのも
良いと思います。家族に喜ばれますしね!気持ちも良くなる。
強い意思は必要無いと思いますよ。
よくあきに言ったものですが
「ヘレンケラーが水を水と認知するのと同じく
マインドフルネスの言わんとしている事が
机上だけでなく、身をもって理解できたとき
きっと病状が良くなるよ」って
あきは、その瞬間を迎えることができ、完治への道が
開けました。
よしさん
もし、同じ所で留まっているのでしたら、セッションに
参加してみたらどうでしょう。
埼玉ではいっぱいなので、他の所で探されてはいかがかと
思います。ご紹介した山梨まで行かれるのでしたらそれも
良いかと思いますよ。