2010年09月09日

無責任なマスコミ報道


 まず、火曜日は通院日でした。

 ここのところ、気持は低空飛行。

 特に、女の子はブルーディの前後は落ち込みやすいのです。

 主治医にも、マインドフルネスの先生にも

 ブルーディの時は落ち込む事が多いと言われています。

 病気じゃない子もそうだものね・・・。

 低空飛行の中、クリニックに行ってきました。

 ドグマチールが 半錠と4分の3錠を一日おきにして

 半錠だけにして落ち込んだので戻した話をしました。

 「しばらくするとまた良くなります。それまで今までのままで・・・

  良い日が続いたら半錠にしてみてください」と言われました。

 減薬はほんとに難しいです。


 さて、今日の昼間、テレビで非定型うつ(新型うつ)の話を

 していたとあきから聞きました。

 その直後、体調がぐぐっと悪くなりなんとなんとなんと

 鉛様麻痺感が来てしまいました。 本人も凄くショックのようです。

 どうやら少し話を聞いてみると

 テレビの中で

 「通常の鬱の人は、責任感が強く、まじめで、一生懸命。

  新型うつの人は、責任感が無く、嫌なことは逃げる」

 と言ったような内容だったようです。

 実は、そういう話は精神科医の中でもする人がいて、人間性を

 どうのこうのと病気につなげてしまう事は往々にしてあります。

 だからこそ世間的にも誤解が多く、偏見も多いのが新型うつです。

 身近な家族にも誤解を受け、辛い思いをして、自殺に追い込まれる

 人もいるのです。

 では、本当にすべての新型うつの人は責任感が無く、嫌な事を逃げる

 不まじめで、いい加減で、甘えていて、怠け者・・・・なのでしょうか?

 科学的根拠があるのでしょうか?

 私は、あきしか見ていませんが、決してそんなことはありません。

 確かに親の目から見ると甘くなるのかもしれませんが

 それを差し引いても、甘えとか責任感が無いというのはあり得ません。


 ●小学校から大学まで出された課題(宿題など)忘れたり怠けたり

  したことは一切ありません。

  それは担任からもちゃんとしていると聞いています。

 
 ●小学校時代、自閉症のクラスメイトの面倒を率先してずっと見ていました。


 ●そのクラスメイトが修学旅行に行けないと分かって、クラスメイトの

  お母さんに手紙を書いて「私が責任を持って面倒見るから一緒に

  行かせてください」と言い、お母さんから感激の承諾の手紙をいただき

  一緒に行けました。終始責任感をもってがんばったと先生が大変褒めて

  くれました。


 ●下級生が上級生にいじめられてるとそばに言って上級生を脅します(笑)

  「お前・・・そんなことしていいと思ってるのかっ!」って

  「いつも、あきちゃんに助けてもらってるんだって。ありがとうね」

  と下級生の親(数人)が私に直接言ったことが何度かあります。


 ●中学時代、人見知りがあり、他の人を寄せ付けない雰囲気はありました。

  でもちゃんと話すと

  「あきちゃんて明るくて良い子だったんだ」と言われました。(友達談)


 ●中学時代、電車の窓からゴミを捨てる友達を怒鳴りました。
  
  その子は、今度は電車の床にゴミを捨てました。
 
  「で?それは誰が後始末するの!」と怒って最後にはゴミ箱に

  捨てる習慣を付けさせました。


 ●確かに率先して何かをやる派手なタイプではありません。

  でも、賛同したら一生懸命やる。おかしい、非常識だと思ったら

  頑として動かないタイプです。


 ●高校時代、同級生のお母様方(何人にも)直接私が良く聞いた話ですが

  「あきちゃんはしっかりしててい良いわね。

   あきちゃんを見習いなさいよって良く言っているのよ」

  どうやら同級生のお母さんの間では非常に評判が良かったらしいです。

  半分はおせいじだとは思いますが・・・


 ●高校時代 ダンス部にいて後輩の面倒も見て結構ファンも多かったと

  聞いています。(実際、文化祭でもその様子を見ています)


 ●大学時代 アルバイト先(ベーグル屋)で「10分で10個作って」

  と言われると10個では気が済まず、12個・13個と自分の限界に

  挑戦していたそうです。そしてアルバイト先のすべての仕事が

  できるようになってオールマイティになってしまいました。

  そのせいか、重宝されてしまい、

  アルバイトは休日一切なしの連続2カ月という時もありました。
  
  「休みをもらいなさい」と言っても

  「だって、他の人が具合悪くなったんだもの。私が行かなきゃ

   誰が行くの? 他にできる人がいないんだから。私は大丈夫」

   と私の言葉をたたみかけるよに押さえつけます。

  「急に電話が来たの。明日休みだけど来てくれって・・・」
  
  この時何度も怒って止めたのですが、無理でも(身体で)止めれば

  よかったと後悔しています。顔色も悪く、ふらふらだったのに・・・。

  アルバイト先は、アルバイトの事など考えず、仕事の穴が

  埋まることだけ考えていたのですから・・・。

  就職活動のエントリーシートにも、

  「私の短所は負けず嫌いです。ですが長所も負けず嫌いです。

   自分の限界を知って、それでも、それ以上の努力をすると少しずつ

   でも向上していく・・・・」

  という内容の物を書いていました。そのアルバイトは片道2時間

  往復4時間の大学通勤の途中でやってましたので、帰宅はいつも

  深夜1時過ぎ・・・翌日は通学のため6時半に家をでる生活、

  それをしっかり単位を取るため3年間やっていました。

  辛かったと思います。きつかったと思います。
 
  4年目には単位が1つだったので休みが増えたころ発病が分かりました。

  親の監督不足。それはもうどう責められても仕方ないです。

 ●大学の単位のほとんどを3年生までに取得。4年生では卒論の単位

  のみでした。

 ●約束の時間には遅れない。遅れるときは事前にメールする。

  ドタキャンは具合が悪い今でもしないです。どうにか早くから支度を

  始めて、這ってでも用事を済ませます。

 ●卒論は、具合が悪い中、泣きながら書いて、提出日初日に提出しました。

 
  どこが、責任感が無く、嫌な事を逃げる、不まじめで、いい加減で、

  甘えていて、怠け者・・・・なのでしょうか?

  患者の辛さをほんとに理解していない一部の精神科医とマスコミの

  せいで、追い込まれている新型うつ(非定型うつ)患者は多いと思います。

  私はこのマスコミなどの報道を以前から知ってはいましたが、

  あきにまったく当てはまらないので特に言う必要もないと思い、

  あきに伝えたりしていませんでした。

  ですが、今日のテレビを見て、すごくショックを受けてしまったようです。

  「今まで私ががんばってきたのは何なの? 誰も認めてくれないの?

   辛くてもがんばって睡眠時間もとれないほど大学時代はがんばって

   それでも甘えなの? これ以上どうやってがんばるの?

   病気になったのは私がいけないの?間違っているの?甘えているの?

   怠けているの?」

 
  確かに、以前は過食、過眠がありました。

  今でも夕方から夜になると具合が落ちる日もあります。

  楽しいことがあると、具合が悪くてもその時間だけは楽しく過ごす事

  ができます。

  症状は、非定型うつ(新型うつ)そのものです。

  ほんとに、非定型うつ(新型うつ)は、

  甘えですか?いい加減ですか?責任感無いのですか?

  あきは芝居のできる子ではありません。

  辛い時はほんとに辛いのです。

今は、ただ一心に治りたいという願いだけで、呼吸法や洞察、課題を

  一生懸命やっています。その努力はすさまじい物があります。

  一部の誤解を招く報道にはほんとに悔しい思いをしてしまいます。

 
  今度、体調が良くなってくれるのはいつでしょ・・・・

  呼吸法と洞察で、一日も早く調子を取り戻して欲しいです。


【追記】

  あきに性格ですが、あき自身がこういいます。

   ・パパがいるとその場をなごまそうと明るく声をかけたり
 
    おべっかを使ってしまう。いつ怒りだすか分からないから・・・

    今は怒ったりしないけど、ついそうやってしまう自分がいる。

   ・車に乗っていて登り坂になってエンジンをふかす音を聞くと

    自分が乗っているからだ・・・申し訳ないと思って

    車から降りたくなる。ついお尻を浮かせてしまう。意味無いのに。

   ・働いていない事に異常に申し訳なさを感じてしまう。

   ・いつも自分を責めてしまう。

   ・いつも、私が生まれてこなければパパもママも苦労しないで

    すんだのに・・・と思う。

   ・私の事、好き?って思う。嫌いになってない?って思う。
   
   
  でもね・・・これは病気の成せる業だよ。あきの性格じゃない。

   あきには本来の自分に戻って、明るく元気に生きてほしい。

   責任感は十分ある。あり過ぎるほどある。
   
   怠けようなど考えていな事は分かっている。

   今は何かをやろうと思っても出来ない。出来なくてもいいんだよ。

   身体が辛い時は、甘えていいんだよ。


   非定型うつ? 非定型うつは人のせいにすると言います。

   暴言を吐いたり、暴力をふるったり・・・・そんなこと

   まったくありません。 自分をすごく小さく感じているのです。

   
   とにかく『治すこと』

   それに専念するように・・・・。あまり周りに振り回されない

   しっかりした信念を持って、治して欲しいと願っています。



 【お願い】多々のご意見はあると思います。

      ここはあきも見ていますので、病状に影響するような

      コメントは、表示いたしませんのでご承知置きください。



posted by シュガー at 15:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 近況 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうですね、マスコミはもちろん、インターネットでもそうです。

自殺防止を呼びかけている割には、考え方が否定的なモノばかり。

『そんな甘っちょろい考えで、くよくよしてる暇があったら、早く電話よこしなさい!』

というようにしか、聞こえません。

誰が電話しますか?

命の電話?

殺意の電話にしか思えません。

確かに、うつになりそうな、人は救えるかも知れませんが、

本当のうつの患者を追い込むような、報道だけはやめていただきたい!

少し熱くなりスギましたm(_ _)m


マインドフルネスの、信念と、
あきちゃんのおかげで、
(もちろんシュガーさんも)

セロクエル4錠を、2週間単位で、2錠、1錠と、減らして行き、0まで、辿り着きました。

今は、リーマスと、睡眠薬と、発作時の頓服のみです。

第一歩の減薬に成功です!

あきちゃんのおかげだよ!
ありがとうと、お伝え下さい。

テレビやネットは嘘ばかり。

真実はそこに存在している。

あきと、私と仲間達。
それが、『あるがまま』
テレビや、ネットは空想です。

そこに、存在を置いてはいけません。
されるがままにされてしまいます。

シュガーさんありがとう♪


Posted by free_ at 2010年09月09日 17:28

 FREEさん

  おっしゃるとおです!

  TVもネットも、今ここにあるものではないですね。
  
  過ぎ去っていくものです。

  間違っていない情報もあるけど、間違いや故意に

  捻じ曲げている場合もあります。

  ソルトも言いますが、自分に大切な情報はうのみにせず

  まず、自分で確かめてみることが大切だと思いました。

  振り回されないことですね。

  FREEさんは、減薬が進んでいるんですね。

  羨ましい限りです。

  でも、焦らずあきもがんばってますよ。
  
  ぜひ、減薬するだけでなく支えになる心理療法を

  始めてみてください。

  どうしても通えない場合は、難しいですが本を読んで
  
  取り入れてみるのも手だと思います。

  減薬と心理療法。両方行なうから完治していくのだと

  思います。

  FREEさんのコメント、とっても励みになりました。

  ありがとうございました。

   
Posted by シュガー at 2010年09月10日 15:42
自分を嫌いながら"良い子"でいるのは
とても辛く惨めなコトです…


私も"鬱病"を経験し
自分の価値判断が基準が
いかに歪で不安定で
《功を奏さない》モノだったかを
気付かせて貰えました

白か黒か…
善か悪か…
"1"か"100"かの二者択一の生き方は
いつか破綻をきたします

自分を責め
相手を責め
心の中に安住の地がないので
根無し草のように
四六時中彷徨い
そのうち袋小路にハマり
悩み苦しむ…

本当の"いい子"は
自分が大好きで
どんな自分も受け入れて肯定ができ
全てをポジティブに変えながら
楽しんでやっている
…そんなことにも気付きました


私もあきさんと同じように
ルールを守らない輩は
とにかく許せませんでした
例えば…
電車の中で人目を憚らない
女子高生の化粧
…で
『どういう育ち方してんの!』
『一言言ってやろうか!』
『ああーー本当気分悪い!』
などとよく思ったものです

でも数年前から
人の嫌な言動を見ても聞いても
ほとんど心が惑わされなくなりました
逆に…
先ほどのような場面でも
『ここで相手の嫌な《気》に同調して
腹を立てたら自分が損だよね!』
『注意するんなら
冷静に事実だけを…感情的は×』
などと一呼吸おいて
客観的に反応できるようになり
最近では
『へぇ~♪よく化粧できるなぁ~!』
『あの周りを気にしない《集中力》は
タイシタものだゎ…真似したいなぁ』
『せっかく化粧して美しくなってるのに…
勿体ない…
心が汚くなってるょ…残念υ』
などと思ったりするようにもなりました
(笑)

欠点も過ちも含めて
人は生まれながらに
鬼のような心も仏のような心も
合わせ持って造られいます
…そんなアタリマエなことに
病を通して深く気付かせて貰い
本当にあるがままを受け入れ
(私という器も中身も
そうそう変わってませんが
受け止め方や味わい方が変わりました)
本当に自然体で…笑って感謝して
毎日を幸せに生きています

悩みや苦しみが
無くなることはありませんし
未来もどうなるか解りません…
でも《明るい》と信じています
(笑)


長文になりました…
公開せず削除して頂いて構いません
あきさんの《傷み》《苦しみ》が
近い未来に
《価値ある輝くモノ》に変化されることを
同世代の子を持つ母親として
祈り願っております


ではでは…
Posted by マミー at 2010年09月24日 19:30
 マミーさん

 お返事が大変遅れてすみません。

 難しいですね。

 正しく生きようとすることで、病気を呼び込んでしまう

 事があるなどと、考えもしませんでした。

 「私のどこが間違っていたの?」

 という問いを、体調を崩すたびに自分に投げかけてしまって

 いたようです。

 マインドフルネスの訓練が進み、体調が良くなってくると

 だんだん『あるがまま』の意味が分かってきたようです。

 コメントありがとうございました。

 
Posted by シュガー at 2010年10月06日 13:21
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