あきが私の所へ来て
「ママのブログ読んだら、涙が出てきた」
というのでどうしたんだろう!と思っていたら
「ママの書いたブログ・・・ほんとにそうだよね。
ほんとに良くなったよね」
というので
「あ!『ここまで治りました!』って書いたブログ?」
というと
「そう・・・ほんとにマインドフルネスやる前は
すごい状況だったんだな・・・って思うのと
今、すごく良くなったんだな・・・って思うと
自然と涙が出てきた。ほんとによかったよ。
あと一つ・・・死にたいっていうの無くなったよ」
って少しうれし涙で声が震えていました。
「これも、ママがマインドフルネス総合研究所を探してくれたのと
パパがどんなに仕事が忙しくても連れていってくれたからだよ」
「う~~ん それもあるけど、一番はやっぱり あきが
親の言うことを素直に聞けて、先生の言うことを素直に聞けて
ちゃんと実行したからだと思うよ」
「ううん・・・。嫌だって言った・・・もうやりたくないとも言ったし
先生の事だって、簡単に言わないでよ!って思った。
言うのは簡単だよ、やるのは難しい・・・・。
逃げたい、止めたいって何度も思ったもん」
「でもやったじゃない。治りたかったからやったでしょ?
嫌だ止めたいと言った時も、素直になってちゃんと話し合う
事ができたし、話合ったあとは必ず
『私・・がんばる・・もっとがんばってみる』って
言って実行してたじゃない。」
「そうだね・・・うん・・・そうだね!
私、がんばったんだよね!
良く考えたら先生の話も、いつも納得してた。
やっぱりうつ病を経験された先生だから
伝わってくるものは大きかったよ」
そして
「ほんとに頭は痛くないよ。
体の具合が悪いのも、全然気にしなくなった。
外でご飯食べるとき、メニュー見るでしょ。
『あ・・・さっき胃がいたかったから軽いものにしよう』
って思って・・・あれ? そう言えば胃が痛かったんだ・・・。
と始めてさっき胃が痛かったことに気がつくの。
おかしよね(笑)
呼吸法はね、始め泣きながら30分やったでしょ。
今はね、気がつくと30分経ってるの。
な~んにも考えないで30分・・・あっと言う間に経ってる。」
と言うのです。
大人になったなぁ~ って思いました。
そして昨日お昼ごろ、驚いたことに、某コンビニから
電話があったというのです。
「バイトの欠員が出たので面接に来てください」
という連絡だったそうです。
もう2カ月も前の事、あきは以前コンビニでバイトしていた
事もあり、近くのコンビニ数件にバイトの空きが無いか
電話していたのです。
その時は断られたのですが、まさか向うから電話が
あるとは思いませんでした。
短期であってもやってみたいとのことなので
「条件が合えばね」と言っています。
立ち仕事なので最初から長時間は心配です。
「週に3日って言ってみる。最大でも4日。
それ以外だったら断る」
アルバイト先から連絡が来ると言うのは
機が熟したということなのでしょうか?
マインドフルネス総合研究所の先生からメールを
いただきましたのでご紹介します。
『よく、ここまでやりとげましたね。
お父さんの愛情もとても深いものですから、
トラウマの反応はそのままに、あっても嫌がらず、
起きることを嫌がらず、その瞬間、起きて静まっていくのを
観察して、思考で大きな問題として扱わないでいると、
長期間の間には気にならなくなるでしょう。
お父さんの愛情は深く、あなたが社会生活を送っていけるように
支援してくださっている。
事実、あなたの外部での活動には全く問題がない。
社会的な行動には障害がないですから、このことは、もう気にしないでください。
もうマインドフルネス心理療法の技法を習得できました。
あとは、もう少し哲学的なところを心底、ふにおちるような視点から
洞察を深めていくといいです。」
このメールは、あきとソルトそれぞれにコピーして渡しました。
二人とも真剣に読んだ後、うんうんとうなずいていました。
今、あきのマインドフルネス療法での訓練は
次の最終段階に入ったような気がします。
治す から 治す+再発の無いようにする
これからアルバイト、正社員と順を追って社会に出
一方では減薬、最後に断薬まで時間をかけて着実に
やっていかなければなりません。
治しつつ再発しない方向でますます家族一丸となって
非定型うつ病を克服していきます。
※昨夜は私が夏の疲れが出てしまい、近くの温泉と
お食事にでかけました。
あきは「楽しかったぁ~」と心底楽しんでいましたが
温泉の効能のため、顔と首のアトピーが悪化。
薬を塗ってコンビニの面接にでかけるところです。
「具合は大丈夫?」と声をかけたところ
「全然だいじょうぶぅ~~」という返事でした。
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拍手にコメントくださった ほしさんへ
ありがとうございます。
あきもまだ卒業は少し先にすることにしました。
完全に自分で納得できる瞬間が訪れると思います。
社会に出て行く覚悟もできたら卒業となるでしょう。
ほしさんも納得できるまで一緒にがんばりましょうね。
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