あきは朝からとっても元気で、明るいです。
昨日突然コンサートに行けた事が大きかったようです。
今日、あきはソルトと大学病院の皮膚科へ行きました。
アトピーで通っている病院です。
アトピーの状態は良く、悪くなりかけるとすぐ薬をつける。
普段は、ローションなどで保湿する程度できれいな肌を保っていました。
あの重症だった頃が嘘のようです。
薬は使いよう・・・上手に使えばいいんですね。
あれからまったくと言っていいくらいステロイドの薬は使用していません。
ただ、昨日、突然友達に提案して、安いチケットを購入して
コンサートに行ってきました。当日だったので半額以下だったそうです。
そこで、だいぶ騒いでしまって会場も暑かったため首筋のアトピーが
少し出てしまいましたが、すぐ薬で対応。
そうやって、出たら押さえる、出たら押さえるというスタンスで
OKだと思います。
さて、あきの話によると
「お友達と喧嘩してから実は心で騒がないようにしてたけど
気分の落ち込みはかなりひどかったんだよ。
実は、死にたいという気持ちも自然とちょっとわいてきてやばいと思った。
でも、負けていられないと思って運動とかしてた。
毎年一緒に行く、東京の花火大会にも結局私はさそってもらえず・・・。
別にいいけど、あの子たちは非常識だからこれからも付き合わない
と思っていても、なにせ10年の付き合いだからね・・・。
色んな思い出もあるし・・・花火大会となると思いだす。
イベントごとに思いだす。仕方ない、新しい友達をつくるんだと
思ってるし・・・。今、私を心配してくれる親友もいる。
それでもね・・・バカ騒ぎしていたあの子たちと楽しかったことも
思いだしてね・・・具合悪くなっちゃうの。
あの子たちとは、8月の半ばに一度コンサートに行くことに
なってるけど、ちゃんと行って自分は正しいと胸を張っていようと
思ってるんだよ。終わったらバイバイだよ。
ところでね・・・・昨日、ママに親友と映画見に行くって出かけたけど
急遽、コンサートい行きたくなってね。その親友に言ったら
私も行きたい! って事になって・・・・
安いチケット譲ってくれる人探して、結局半額で行けちゃった。
全部私が手配したんだよ!
すっごく楽しかったぁ~。なんかテンションあがっちゃって
元気になっちゃった!よかった・・・」
あきは、乗り越えようと努力し、少しずつ乗り越えている所だと
思いました。
実際、私から見ても以前から場当たり的な生き方のあきの友人に
疑問を感じていましたので、(人生なんてチョロイもんだよと言った
友人です。あっと言う間に会社を止め、いまでも就活中です)
あきが決別を決断したのなら、それはそれで賢明な判断だったのでは
ないかと思いました。
ところで、以前は
「時々、気分の落ち込みがあると『消えたくなる』事がある」
と言っていましたが
ここのところ
「気分の落ち込みがひどいと『死にたくなる』」そうです。
あきの場合は、しょっちゅうではありません。
月に1度~2度。
これは回復期によくある症状のようで、実際に衝動的に
行動に移してしまうケールが多々あるそうなのです。
今、一番注意しなければいけない時期だと思いました。
「あきが死にたいと思ったらそれは病気のせい。
あきが思っていることじゃないからそいう言う時は
合言葉を決めよう!
そうね・・・『ヘン』って言って。
気持ちが変という意味で・・・。
そしたらママたち今まで以上に注意して非常事態宣言するから」
「うん・・・分かった。死にたくなる時は体も重いから
なかなかいっぱいは話せない。『ヘン』だったら言えそう」
怖い時期ですが、だからと言って行動制限するのではなく
良く、見て・観て・診て・看て 見守って いようと思います。
さて、
以前にもお話しました、マインドフルネス総合研究所の先生に
教えていただいたうつ病の時の思考停止と記憶力低下ですが。
あきの場合、かなり回復しているようです。
病気が発覚してしばらくは自分で判断できない状態でした。
●病院で自分の症状が言えない
●大好きなお洋服が選べない
●すぐに物忘れする
●記憶に無いことがある
●覚えられない
ところが今は、病院の先生に自分の症状をきちんと話ができます。
今日も、皮膚科の診察室には自分だけで入って話をしてくると
言っていました。
「足のアトピーの跡がなかなか治らないでしょ。
プールに行っても恥ずかしいの・・・・
だから先生に、良い薬が無いか聞いてみる」
また、先日ジムでガールズヒップホップに参加した時
先生に
「いつもこんなにテンポ速いんですか?」と聞けたそうです。
先生は
「今まで2回練習してきたから今日は速くしたのよ。
最初から速かったらきつかったわね・・・
でも続けて行くと大丈夫よ」と言われたそうです。
今まで質問も積極的にできなかったのに、それもできました!
かわいいお洋服も値段や用途に応じてちゃんと選べます。
先日のバーゲンではほんとにかわいい安いお洋服を
一人で買い物に行って買ってきました。
一昨日、私の注文していたコンタクトを一緒に取に行きました。
1週間ほど前、眼科で診察してもらって作ってもらった処方箋
でしたが、お試しのコンタクトがどうも度が合わない・・・
そこで、眼鏡店に電話して、「以前の処方で注文しなおしてください」
とお願いしました。
ところが、今回受け取りに行った時「以前の物にしてくれましたか?」
と聞いてもあやふやなこたえ・・・。何度も聞くと最後には
「大丈夫です」というこたえが帰ってきました。
車に戻って、処方箋を見ていると、あきが隣から覗き込み
「大丈夫だよママ。これ今回のじゃなくその前の処方箋だよ。
だって、1週間前に見たのと違うもの」
「え~~~~あき覚えていたの」
「うん」
「ちらっと見ただけなのに?」
「うん、覚えてるよ。私ってそういうのはすぐ覚えちゃうの」
「あきの記憶力や物忘れは回復してきたんだねぇ~」
と二人で喜びました。
これらを回復するには有酸素運動とか脳トレーニングなどが良いそうです。
あきは、ちゃんと訓練を続けてきたからこそ、回復してきたのだと
思います。
今、うれしい回復期、危険な回復期にありますが、
どうにか親子で乗り越えて行きます。
【関連する記事】
あきさんがとても良い方向に向かっている日記を読んで
私も嬉しいです。確かに回復期には注意も必要のようですが
きっといえ絶対大丈夫。
さて息子のことになりますが先週の金曜日に派遣の登録
をしてきました。何故お金がほしいのかなと思ったら
どうやらガールフレンドと海へ行きたいらしいようで・・・
彼女は息子が一番辛い昨年の春に知り合ったお嬢さんで
彼女もとても深い悩みを抱えていて息子が相談相手になって
いたようです。派遣の仕事も無理をすると前例があるので
ずいぶん慎重に選んでいます。実は長男もうつ病を抱え
入社して半年で発生して通院しています。二度休職をして
春に復職したのですが6月ごろから調子をくずしていて・・
昨年入籍して結婚式を9月に延期したのですがお嫁さんまかせでなかなか様子がわからず心配です。長男のほうがマインドフルネス療法があっている気がして一度話をしてみようと思っています。
私は、先週、落ち込みが激しく、通院日までなんとか持ちこたえて、訴えました。
『薬のせいとしか考えられません。』
(手の震えもひどい)
今回の先生はシュガーさんのような人です。
前の先生は休職ばかりを勧めます。
シュガーさん(マインドフルネス)の影響もあって、前回の通院日、先生に
「断薬が私にとっての完治です」
と言ったら、先生は迷いつつも、受け止めてくれました。
今回から
米粒1錠ほど、減らす作戦のようです、
しかし、早くも禁断症状が…
本日、思い切って、あきちゃんを見習って、プールで泳いで来ました。
行ってしまえば、やはり開放感に包まれましたが、行動に移すまで1ヶ月も経ってしまいました。
次、この腰が上がるまで、幾日か、かかりそうですが、減薬のストレスが思いの他ひどかったので。
あきちゃんに拍手です!
『ガールフレンドと海へ』いいですねぇ~
何か目標があるって、ほんとに力出ますよね。
でも、無理せず少しつづ進めて欲しいって
親だとやっぱり思っちゃいますよね。
長男さんの事も心配ですね。
でも、お嫁さんがいて支えになってくれて
いるんですね。
ぜひマインドフルネスの事、考えてみてください。
断薬。無理しないでくださいね。
薬は、最低限、辛い状況を緩和するには必要だと思います。
辛いのに薬を飲まずに我慢するとそれもストレスになります。
あきの場合は、先生からの申し出だったので、先生が様子を
見ながら減薬⇒断薬と進めてくれます。
『断薬が完治』というよりか
『治って断薬できた時が完治』ですね。
治ってくる過程で薬の支えを少しずつはずしていくと言った
方が正解だと思います。
主治医が
「ぽーんとハシゴ(薬)をはずしてしまうのは危険です。
少しずつ少しずつ経過・症状に合わせて、良い波
(症状が良くなっている)時に、少しずつ段階を追って
はずして(減らして)行きましょう。
良くなっていないうちには減薬、断薬は無理ですから
良くなっては少し減らすといった感じです」
と言います。
始めから薬を使わず、マインドフルネスができるのが理想
ですが、それでも辛い時に薬の支えはあった方が良いです。
精神安定剤などは特に必要だと思います。
減薬は絶対無理しないでください。悪化する可能性もあります。
少しくらい辛くて、それに負けてしまうのでは意味ありませんが
その加減が難しいです。主治医と相談の上ですね・・・。
プールに行ったんですね!
すごいです! えらい! よくやった! がんばった!
いっぱ褒めちゃいます。
でも、行けない時には自分を責めないでくださいね。
行けた時だけ自分を褒めてあげてください。
行けないことが普通。が基本。
だからこそ、行けた時の嬉しさはすごいですよね!