どれもこれもマインドフルネス総合研究所の先生に教えていただいた
受け売りなのですが・・・苦笑
マインドフルネスって基本は『呼吸法』と『瞑想』と『洞察』なんです。
以前にも書きましたが
息を吸う = 交感神経に作用する
息を吐く = 副交感神経に作用する
交感神経は活動的な時に活躍します。
良い作用でもある反面、うつ病の場合は、不安になったり興奮したり
怒りを感じたりした時、強い恐怖心がある時、悩みにも反応します。
そうすると自律神経にも悪影響。
心臓がドキドキしたり、のどに石があるようにつまったり、胃が痛くなったり
頭痛がしたり、吐き気がしたり・・・・ありとあらゆる体調の不調が出て
来たりします。
副交感神経は、交感神経のあらゆる作用を鎮める働きがあるのです。
だから、ゆっくり呼吸をして、吸う方を短く、吐く方を吸う方の時間より
2~3倍長くします。
1呼吸が約8~10秒程度
(ただし苦しくなるほど吐かないこと)
すると、副交感神経が優位になり、交感神経で興奮した神経が静まっていく
という訳です。
(深呼吸はしないこと、ふつうの呼吸でよい)
この原理を先生に教えていただいた時にはほんとに目から鱗状態で
興奮しちゃって一瞬、交感神経が優位になっちゃいました(爆笑)
でも、呼吸法だけではうつは改善しにくいです。
『思考に走らない』っていうのが大事です。
よく座禅を組んでいる場面で、邪念を振り払いなさい。みたいな感じで
ビックなおしゃもじみたいなので、肩をたたかれるじゃないですか・・・
あのように、何も考えてはいけないと言われてもどうしても何か考えていて
考えに落ちていて、そのことさえ気が付かない事があります。
そこで有効なのが【ゆっくり呼吸法(数える)】
(声に出さず、頭の中で・・・)
1呼吸するたびに、ひとつ
2呼吸目は、ふたつ
3呼吸目は、みっつ
と数えて とぉ(10)まで数えます。
10(とぉ)まで数えたら、また1(ひとつ)から数えます。
とぉまで行ったらまたひとつに戻る
しかし・・・これが簡単なようで簡単じゃない
とぉまで行ってもなぜか次は じゅういち(11)とか
頭の中で言っちゃってますし・・・汗
しらずに30越えもあったりして・・・大汗
一度やってみてください。
こうやって10を超えてしまうということは、
必ず何かを考えていたということになります。
あ!10を超えてた・・・考えてた
と思ったらすぐまた 1から数えなおします。
自分は大丈夫、10まで数えたらちゃんと1へ戻れる
などと思っていても、結構数え進んでいるから
びっくりです。
思考に走ってどつぼにはまっている自分を確認すること
も大事なんです。
その思考が良いことであっても悪いことであっても
止める。ということが大事です。
なぜ大事かは、きかいがあったらまた話します。
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