2014年09月22日

『あるがままができないっ!』と『考えない努力』


ほんとにご無沙汰しています。

結構この夏は忙しくしておりまして・・・。

ブログを見返ることも、開くこともまったくしていませんでした。

ごめんなさい。

まず、あきの様子ですが。

まったく問題なく、勉強とバイトに精を出しています。

元気で毎日がとても楽しそうです。

断薬から約3年・・・再発の兆しはまったく見えません。


さて、まずは『あるがままになんてできないっ!怒』

というお話・・・。

コメントをいただいている中に、よくこの話が出てきます。

『あるがままにするにはどうしたら良いの?』

前にも何度もブログに書いていますが、ほんとに多い質問ですので

またまた取り上げてみました。

「あるがままにする」

これが身をもって分かるようになると改善力がぐんとついて

完治の道が開けます。

これはもう、皆さんそれぞれが

『ヘレンケラーが水を水と認識した時』のように

自分で体験しないと分からない事です。


ただ、呼吸法の基本の中に、あるがままにする

ための訓練方法がちゃんと入っているのですよ!

それが『数をカウントする』という方法です。


まず、あるがままにするとはどいういう事か

という事を考えてみましょう。

人はたとえ健康でも、疾患があっても

誰でも、どこでも、どんな時でも、

いつも何か考えていたりしますよね。

特に、疾患があると悪い方へ悪い方へと考えがちで

その思考の渦に巻き込まれてず~~~っと辛い事を

考えていることが多いのです。

考えている ということに気が付かずに考えている

事があります。

(考えてる考えていないチェックの洞察法を行う)

この時のあるがままは直球で言うと『考えない』

という事です。考えて心を騒がせないという事です。

また、誰かに何か言われた、怒られた、否定された

注意された・・・・ それをあるがままにする

やはりこれもあれやこれやとその事について

『考えない』『騒がせない』という事です。

そしてまた、病状が辛くなった時。

苦しい時、痛い時、そのことについて色々

『考えない』『騒がせない』事です。


一つたとえ話をしましょう。

火がパチパチを音を立てて燃えているとします。

あなたは、そのすぐそばに立っていて身動きが取れない状態。

(今の病気の状態)

熱いです・・・辛いです・・・痛いです・・・。

火の粉がどんどん降りかかってきます。

(思考がどんどん湧いてきます)

もちろん手や腕を使って火の粉を振り払おうとします。

(それについてあれこれ考えてしまいます)

ところが、その火の粉は振り払おうとすると、風が起こって

ボッと点火されてもっと熱い状況になります。

(考えたり騒いだりするとストレスホルモンが分泌されてさらに辛くなります)

それでも、あなたは気が付かず火の粉を振り払おうと必死に

もがいて、ボッ・・・ボッとたくさんの火の粉が燃えます。

(いつまでも病状が良くならない原因となります)

そしてますます、あなたの起こした風にあおられて元の火は燃え盛ります。

さあ・・・ここで、あるがままにします。

(現状から抜け出す方法です)

熱くて苦しいけど、そのままにするのです。

(思考が湧いてくるけど、それについて考えたり心騒がせたりしないようにする)

火の粉を振り払わない。風を起こさない。

(そのままにする・・・=あるがまま)

じっと耐えます。 

(大田先生がおっしゃる 苦しい・・・けれども・・・そのまま)

すると、火の粉は飛んでも落ちて自然に消えます。

そのままにあるがままに、苦しさ辛さを受け入れます。

あるいは、他に意識を持っていきます。

(意識を他にもっていく一例=数をカウントする)

火の粉を振り払わないから火がどんどん燃え着く事が防げます。

(病状が少し楽になります)

火の手が弱まります。

(回復期に入ります)

時々、パチッとはねて、ボッと燃え上がります。

(波が起こります)

それでも、驚かず、想定内としてあるがまま、そのままにします。


話は変わりますが、あなたは同時に二つの事を考えられますか?


今日の夕飯何に食べよう という事と

明日の朝ごはん何食べよう という事を

同時に考えてみてください。

交互にではないですよ。

あくまでも同時にです。

・・・・・無理ですよね。

「今日の夕飯はおさかなにしよう。明日の朝はパン食べよう」

と考えたとしても、今日の夕飯を考えてから、明日の朝を考えた

というわけですから、同時ではありません。

人間同じ瞬間に2つを考える事はできないんです。

だからこそ、呼吸法の時にカウントするんですね。

他の考えが入り込んでこない様にカウントするんです。

1・・2・・3・・4・・・呼吸に合わせて10まで

そして1に戻る

この間に、何か考えていら、カウントがおろそかになります。

カウントをしっかり意識して行えば(注:集中するのではありません)

他の考えが湧いてきたとしても、横に置いてカウントに意識を向ける事ができます。

考えない というための、最高の手法なんですね。

呼吸法をしながら考えているということはちゃんとカウントできていない

という事になります。

呼吸法する時に大事なのは率直に言って『考えない』という事です。

『考えない』事によってストレスホルモンの異常分泌が抑えられます。

呼吸法の最中に考えていたら、呼吸法の効果は薄いです。

火をそのままにして消えて行くのを待つ方法をとりながら(呼吸法)

反面、火をあおいで起こしている(考えてストレスホルモンをバシバシ出してる)

事になります。

40分も50分も、いえ1時間呼吸法を一生懸命やったとしても

その間に、考えない努力をしないで、考えているよりも、

10分でも15分でも、できるだけ考えないようにカウントに意識を

持って行っていたほうが、はるかに効果的なのです。


マインドフルメイトの『セッション参加者のコメント』に

すばらしいコメントがありました。

皆さんもご覧になったと思いますが

「考えないことがいかに大切か。」

http://www.mindfulmate.jp/experiences.html#9

という部分です。

 このコメントを拝見した時、そのとおり!と大きな声を

 出してしまいました。

 これこそ、マインドフルネスなんですよね。


 ただ一つ注意点があります。

 もし、『考えてしまった』『ぐるぐると考えの渦に入っていた』

 と気が付いたとき・・・。

 これもまた『あるがまま』です。

 考えてしまった!失敗した!どうしよう!自分はダメだ!

 なんてまたまた考えてしまったら、ストレスホルモン出しますよ!

 考えてしまったら・・・

 「あ!やっちゃった・・・まっいいか・・・もう考えないようにしよう!」

 そう誓っても、また考えてしまったら・・・

 「あ!やっちゃった・・・まっいいか・・・もう考えないようにしよう!」

 そしてまたまた考えてしまったら

 「あ!やっちゃった・・・まっいいか・・・もう考えないようにしよう!」

 そうやって何度でも考えないようにしようという努力が大事なんですね。


 ※私の娘あきは、マインドフルネス総合研究所の大田先生指導の下
  マインドフルネスの中でも大田先生が提唱するSIMTの訓練によって
  現在、大うつ、非定型うつ病を治しました。
  SIMTは大田先生の本で訓練することもできます。難しい場合は
  大田先生のカウンセラー養成講座を終了したカウンセラーに指導して
  もらう事をお勧めします。

 ※コメントをいただいた方
  ありがとうございます。
  一人一人にお応えできませんが、お許しください。
posted by シュガー at 14:05| Comment(4) | TrackBack(0) | マインドフルネス | 更新情報をチェックする