2013年10月16日

自動車教習所


 すっごい台風でしたね。

 大島方々には心よりお見舞い申し上げます。

 大島は行ったことがあるだけによけい心が痛いです。

 さて、ご質問が非常に多いです。

 以前にも書きましたが、大田先生の本

 「うつ・不安障害を治す マインドフルネス」についての

 ご質問や、マインドフルネスの解説や、やり方については

 現在私のこのブログではお答えしておりません。

 大田先生のホームページ 『マインドフルネス総合研究所』
 
 http://mindfulness.jp/ を見ると

 疑問点などの掲載がありますので参考にしましょう。

 また、セッションをされたい方は、カウンセラー養成講座を卒業

 されたカウンセラーさんにお尋ねください。

 お住まいの地域に合わせたり、ホームページをご覧になって

 ご連絡されると良いと思います。

http://mindfulness.jp/link/link-simt.htm
 
 (なお、当ブログでは実績のある『マインドフルメイト』を推奨しています。)

大田先生の本は増刷されたそうで、多くの方が良くなるといいですね!

※一言だけ・・・ 
  マインドフルネスの呼吸法は、
  鼻で吸っても口で吸っても、鼻で吐いても口で吐いても、自分のやりやすい 
  ところから吸って、吐きたいところから吐いて 自然の呼吸をする 
  ご自分のやりやすいところから吸って吐く・・・ストレスを生まない
  それが基本です。
  (かといって耳から吸って目から吐かない事 笑)

 余談ですか・・・最近、鼻をかむと目頭から空気が出て泡がぷくぷく出ます。
  始めびっくりしました。鼻も耳も目も口も つながってるってホントなんですね。


 さて、今日は『自動車教習所=セッション』というお話・・・。

 以前から何度も同じ話をしているようですが、またまたこの話の登場です。

 車の運転免許所を持っている人って、結構いると思います。

 マインドフルネスのセッションは、自動車教習所のようなものです。

 初めて車の運転席に座って、ドアを閉めて、シートベルトをして
 
 ミラーを合わせて回りを確認したら、ブレーキを軽く踏みながら

 車のキーを回してエンジンをかけるでしょ・・・ 
  
 サイドブレーキを外して、右左を確認して、安全確認ができたら

 ブレーキの足をどけながら、いよいよアクセルを踏む・・・・

 スタ~~~~~~~ト

でね・・・。教習所で繰り返し繰り返し繰り返し 運転を練習するでしょ。

 練習していくと、ハイ!シートベルトして!ハイ!安全確認して・・・

 なんて、教官にいちいち言われなくても手順を覚えていて、遅いながらも

 できるようになる。
 
 そのうち、仮免取って、路上に出て、何度も経験積んで・・・

 そんで試験に臨んで、晴れて免許書取得!

 ・・・って これと同じなのがマインドフルネスのセッションなのです。

 呼吸法の仕方を覚えて、洞察法のやり方を覚えて、毎日毎日練習するのは

 自宅・・・職場・・・・生活ライフの中で練習して訓練して身に着けて

 辛くなったら実行する。不安が湧いてきたら実行する。思考が…実行!

 それで晴れて卒業・・・・。

 でもね・・・運転は免許書取ったらおしまいじゃないでしょ!?

 日々の生活の中で運転することによって、ハイ!シートベルト

 ハイ!安全確認ん ハイ!ウインカー出して なんて考えなくても

 しぜ~~んと体が動いて、運転できるようになるでしょ!

 人が飛び出してきても「あ~ブレーキ踏まなきゃ」なんて思っている以前に

 足が勝手にブレーキ踏んでるでしょ!

 マインドフルネスも同じ・・・

 嫌な考えが浮かんで来たり不安になったら

 「あ!短時間呼吸法しなきゃ」なんて考えなくても勝手に短時間呼吸法してる。

 辛くなってきたら、他へ意識を持って行っている。

 体が勝手にマインドフルネスしてる!

 気が付いたら「やっている」という状態になる。それが身に付くという事。

 ところが、免許書取ったら安心して運転しなくなるとど~なるでしょう?
 
 そう!ペーパードライバーになっちゃう。

 マインドフルネスも同じ。せっかく身に着けたのに卒業後も

 やり続けないと、元に戻っちゃうのです。

 両方とも、しっかり身に着けて、勝手に体が動いてしまうようになるまで

 やり続ける事が大事。
  
 だから、運転も、マインドフルネスも、自分に身に付いた学問と同じで

 一生の宝物になるでしょ!

 もし、運転免許証を持っていないのなら、たとえばピアノなどの楽器を

 弾ける方は楽器を、運動競技が得意な方はそれを・・・。
 
 物造りが好きな方はそれを・・・。ゲームが好きな方はそれを・・・。
 
 始めたばかりの頃を思い出してみてください。

 身についていない ⇒ 身に付いた という経過を思い起こせば
 
 みんな同じですね!

 そして、止めてしまうと「元の木阿弥」ってのも同じ。

 「継続は力なり」   がんばってください。

 【追記】
  教習所では、どういうい構造で自動車が動くのか教えてくれますよね。
  でも、実際にはそれを追及するのではなく、運転を体で覚える事が大事。
  どうしたら安全に運転できるかが大事ですよね。 
  マインドフルネスも同じだと思うのです。 
  どうして治るの?っていうのは分かっていることは大事だけど
  問題は理屈ではないと思うのです。
  つまりは「理屈より治ればよいのです」
  だから、理屈をこねくり回しているより、その時間「呼吸法」をより多く
  やった方が、治ると私は確信しています。
posted by シュガー at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | マインドフルネス | 更新情報をチェックする