すっごい台風でしたね。
大島方々には心よりお見舞い申し上げます。
大島は行ったことがあるだけによけい心が痛いです。
さて、ご質問が非常に多いです。
以前にも書きましたが、大田先生の本
「うつ・不安障害を治す マインドフルネス」についての
ご質問や、マインドフルネスの解説や、やり方については
現在私のこのブログではお答えしておりません。
大田先生のホームページ 『マインドフルネス総合研究所』
http://mindfulness.jp/ を見ると
疑問点などの掲載がありますので参考にしましょう。
また、セッションをされたい方は、カウンセラー養成講座を卒業
されたカウンセラーさんにお尋ねください。
お住まいの地域に合わせたり、ホームページをご覧になって
ご連絡されると良いと思います。
http://mindfulness.jp/link/link-simt.htm
(なお、当ブログでは実績のある『マインドフルメイト』を推奨しています。)
大田先生の本は増刷されたそうで、多くの方が良くなるといいですね!
※一言だけ・・・
マインドフルネスの呼吸法は、
鼻で吸っても口で吸っても、鼻で吐いても口で吐いても、自分のやりやすい
ところから吸って、吐きたいところから吐いて 自然の呼吸をする
ご自分のやりやすいところから吸って吐く・・・ストレスを生まない
それが基本です。
(かといって耳から吸って目から吐かない事 笑)
余談ですか・・・最近、鼻をかむと目頭から空気が出て泡がぷくぷく出ます。
始めびっくりしました。鼻も耳も目も口も つながってるってホントなんですね。
さて、今日は『自動車教習所=セッション』というお話・・・。
以前から何度も同じ話をしているようですが、またまたこの話の登場です。
車の運転免許所を持っている人って、結構いると思います。
マインドフルネスのセッションは、自動車教習所のようなものです。
初めて車の運転席に座って、ドアを閉めて、シートベルトをして
ミラーを合わせて回りを確認したら、ブレーキを軽く踏みながら
車のキーを回してエンジンをかけるでしょ・・・
サイドブレーキを外して、右左を確認して、安全確認ができたら
ブレーキの足をどけながら、いよいよアクセルを踏む・・・・
スタ~~~~~~~ト
でね・・・。教習所で繰り返し繰り返し繰り返し 運転を練習するでしょ。
練習していくと、ハイ!シートベルトして!ハイ!安全確認して・・・
なんて、教官にいちいち言われなくても手順を覚えていて、遅いながらも
できるようになる。
そのうち、仮免取って、路上に出て、何度も経験積んで・・・
そんで試験に臨んで、晴れて免許書取得!
・・・って これと同じなのがマインドフルネスのセッションなのです。
呼吸法の仕方を覚えて、洞察法のやり方を覚えて、毎日毎日練習するのは
自宅・・・職場・・・・生活ライフの中で練習して訓練して身に着けて
辛くなったら実行する。不安が湧いてきたら実行する。思考が…実行!
それで晴れて卒業・・・・。
でもね・・・運転は免許書取ったらおしまいじゃないでしょ!?
日々の生活の中で運転することによって、ハイ!シートベルト
ハイ!安全確認ん ハイ!ウインカー出して なんて考えなくても
しぜ~~んと体が動いて、運転できるようになるでしょ!
人が飛び出してきても「あ~ブレーキ踏まなきゃ」なんて思っている以前に
足が勝手にブレーキ踏んでるでしょ!
マインドフルネスも同じ・・・
嫌な考えが浮かんで来たり不安になったら
「あ!短時間呼吸法しなきゃ」なんて考えなくても勝手に短時間呼吸法してる。
辛くなってきたら、他へ意識を持って行っている。
体が勝手にマインドフルネスしてる!
気が付いたら「やっている」という状態になる。それが身に付くという事。
ところが、免許書取ったら安心して運転しなくなるとど~なるでしょう?
そう!ペーパードライバーになっちゃう。
マインドフルネスも同じ。せっかく身に着けたのに卒業後も
やり続けないと、元に戻っちゃうのです。
両方とも、しっかり身に着けて、勝手に体が動いてしまうようになるまで
やり続ける事が大事。
だから、運転も、マインドフルネスも、自分に身に付いた学問と同じで
一生の宝物になるでしょ!
もし、運転免許証を持っていないのなら、たとえばピアノなどの楽器を
弾ける方は楽器を、運動競技が得意な方はそれを・・・。
物造りが好きな方はそれを・・・。ゲームが好きな方はそれを・・・。
始めたばかりの頃を思い出してみてください。
身についていない ⇒ 身に付いた という経過を思い起こせば
みんな同じですね!
そして、止めてしまうと「元の木阿弥」ってのも同じ。
「継続は力なり」 がんばってください。
【追記】
教習所では、どういうい構造で自動車が動くのか教えてくれますよね。
でも、実際にはそれを追及するのではなく、運転を体で覚える事が大事。
どうしたら安全に運転できるかが大事ですよね。
マインドフルネスも同じだと思うのです。
どうして治るの?っていうのは分かっていることは大事だけど
問題は理屈ではないと思うのです。
つまりは「理屈より治ればよいのです」
だから、理屈をこねくり回しているより、その時間「呼吸法」をより多く
やった方が、治ると私は確信しています。