ある人からある話を聞いてふと思った事があって書き込みします。
あきの場合、胃痛から始まった自律神経失調症。
病院で検査し、異常なし ⇒ 精神科へ という経路をたどりました。
最初のころ精神科で「娘は何の病気ですか?」とたずねた時こう言われました。
「精神疾患の場合、まず半年~1年くらいは病名を言わないのが通常です。
なぜなら、うつ病だろうということでうつ病の治療をしていたところ
ある日突然ハイになり、双極性障害と分かる場合もあるし
幻聴幻覚が表れて統合失調症という診断がされる場合もあります。
まずは、ハイになりにくい薬を使って『様子を見ます』
初診で「あなたは●●●病です。」と言える場合は非常に少ないんです」
確かにそうかもしれません。
でも、やはりある程度過ぎると自分は何の病気なのか
知る必要があると思うのです。
あきの場合は、最初の頃の病院で言われた事を踏まえ、
最終的に診ていただいた病院(赤坂クリニック)では、
治療開始から半年過ぎた頃に病名をたずねました。
主治医は、「どんな精神疾患でも、何年か後に躁転しないとは
限りませんが、あきさんの場合はうつ病に非定型うつ病の傾向が
強いと言えます。今のところ双極性障害の心配はしなくて良いでしょう」
と言われました。
うつ病なら、うつ病としての対策を打つ。
非定型うつなら非定型うつ、パニック障害ならパニック障害
双極性障害なら双極性障害の薬を飲みコントロールする。
ある人の話を聞きました。
Aさんは10年近くうつ病の治療をしていました。
医師からは「うつ病・不安障害」と言われていました。
治療を続けながら出勤していました。がんばっていたんです。
ところがある日、会社の上司がAさんの家族に電話してきました。
「最近非常にミスが多い。多弁で大声でよくしゃべる・・・
うつ病ではないのでは?」
家族には思い当たる節があまりありませんでした。
でも、家族で話し合ううち
「そういえば、最近調子がイイとは言っていた・・・」
「夜中によく起きていた」などがわかりました。
そこで、家族がした事・・・・
薬を調べてみました。
なんと一日8種類もの薬を飲んでいて、その他、不安が襲って
来た時のためにと頓服ももらっていました。
その中に、双極性障害の薬がいくつかありました。
次に、セカンドオピニオンを選択しました。
すると、今までの薬、問診、症状などにより「双極性二型」
という診断がされました。
病院をセカンドオピニオンに代え、医師に薬の整理をしてもらい
※同じような効き目の重なる薬があったそうです。
薬を減らしたり変更してコントロールしてもらうことになりました。
その家族と本人が素晴らしいと思ったのは
「双極性障害だからダメだ」と落ち込んでも引きずらす
頭を切り替えて、「だったら双極性障害と向き合おう」と
決心し、家族皆で協力しあった事です。
その気持ちからだと思います・・・効果は、案外早く表れたそうです。
症状は安定し、仕事では通常業務を行う事ができるようになったそうです。
通院してから半年・・・あるいは1年は『様子見期間』として
仕方が無いとしても、その後は、一度医師に尋ねてみても
いいのではないでしょうか?
「私は何の病気何でしょう?」って・・・。
また、自分はどんな薬を飲んでいるのか・・・?
ネットで調べればすぐ出て来ます。知る権利は当然あると思います。
そして病気に立ち向かう!治す!あるいは旨く付き合っていく!
という人生の選択をするのも大事な事だと思うのです。
どんな病気も同じですが
「病気は医師の知識と家族の協力を得て自分で治す」のです。
※マインドフルネスを訓練している場合は、指導者の知恵もプラスされます。
医者の言い付けを守って治すのも自分の意思。
セカンドオピニオンを探して治すのも自分の意思。
カウンセリングを受けるのも
もちろんマインドフルネスを訓練するのも自分の意思です。
選択権は自分になるのです。
ただなんとなく病院に行って、いつも「どうですか?」と
同じ事言われて、「変わりません・・・あまり良くありません」
って同じ話をして・・・
同じ薬か、また他の薬を足されるか替えられるかして
「いつ治るんだろ・・・・」なんて・・・
他力本願ではなかなか治りません。
うつ病を早く治す方法
【 意思 ⇒ 決定 ⇒ 行動 】
http://mindfulness.seesaa.net/article/151342669.html
マインドフルネスも自分で行う 意思 ⇒ 決定 ⇒ 行動
結果として回復 ⇒ 改善 ⇒ 完治 があるのです。