2012年06月28日

ご無沙汰です。

 
 だいぶ書き込みをしませんでした。

 あきは元気です。

 もう大丈夫なんじゃないか?って思うくらいです。

 呼吸法はやっているそうです。

 洞察法は四六時中だそうです。

 ちょっとした事でも再発のきっかけになりやすいので

 身に付けたマインドフルネスを日々充分活用しているそうです。

 ところが・・・・

 私がダウンしてしまいました。

 持病の薬を主治医が変更してくれたんですが、

 それから約1カ月。

 少しずつ具合が悪くなり、病気自体はかなりのスピードで

 改善し検査結果の数値も良くなったのですが、副作用が

 出てしまいました。

 ここのところ最悪で、何もできなくて、あきが家事を

 手伝ってくれていました。

 薬を元に戻し、回復したら次の手段を講じるそうです。

 そんなこんなで、書き込みがなかなかできませんでした。

 今日も完全に良い訳ではないのでお返事などは次の機会に・・・。

 とりあえず、あきは元気だということだけでも

 お伝えしようとPCに向かいました。
posted by シュガー at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 近況 | 更新情報をチェックする

2012年06月09日

双極性障害(躁うつ病)


 『双極性障害はマインドフルネスでは治らない』と言われます。

  マインドフルネスで治すことができないのは、根本的に病気の

  仕組み、有りようがうつ病やパニック障害などとは違うからで

  決して差別的な意味で言っているのではありません。

  双極性障害は明らかに分かるⅠ型(1型)と、それより軽いⅡ型(2型)

  に分けられるそうです。

  躁症状は、通常のうつ病の元気になった状態より、もっとハイな状態になる。

  良い気分、悪い気分の波はうつ病のそれと違ってかなり大きいようです。

  現在の医学では双極性障害(躁うつ病)は治らないまでも

  緩和することはできるようです。

  うつ症状と躁症状(ハイな気分になる)この波をできるだけ穏やかに

  するようにお薬の調整をしていくのが大事。この調整が難しいそうです。

  そこが精神科医の腕の見せ所なんだと思います。

  旨く処方してくれる先生に出会えると、お薬をのみつつも

  ほとんど普通の生活や社会活動が営めるようです。

  まず、躁うつ病と診断された場合は、あまり落胆しない事。

  仕方ない・・・この病気と付き合っていこう。

  という気持ちの切り替えが必要だと聞きました。

  家族に協力してもらい、自分の状況を把握する事。

  そして薬をきちんと飲み、躁の状態の時はそれに合った薬を

  うつの状態の時にはそれに合った薬を飲む事。

  そいういう事だそうです。

  人生何があるか分かりません。

  あきだって、私だって、誰だっていつ突然発病しないとも限らないのです。

  何があっても情報だけは知識として頭の引き出しにしまっておいて

  いざという時出せるようにしておこうと思います。

  もちろん、無いに越した事はありません。

  そのためにうつ病を患った人は特に、充分生活に気を付けて

  いかなければなりません。心おだやかに。今を生きる事。

  双極性障害でもマインドフルネスでうつ症状を緩和することが

  出来るのかもしれませんが・・・

  まだまだそれはこれからの研究課題なのだと思います。


  あきが先日自分から話しをし始めました。

  「私のうつ病は治ったでしょ。

   信じられないくらい良くなったんだけど、そうなると

   自分がうつ病だった経過を信用できる友達なんかに言っても

   いいかな?って思えるようになった。

   うつ病を乗り越えた事で自信がついたんだけど、反面

   友達に言って『うつ病は甘えでしょ』って言われたらどうしよう。

   甘えじゃないって分かっていてもどうやって説明したらいいか

   悩んじゃうんだよね」

  今までは、自分がうつ病(+非定型うつ)を口外する事を極端に

  嫌がっていたのに。堂々と口にできるような気持ちになった事

  喜んでいいんでしょうね!

  同時に『うつ病は甘えじゃない』と言う説明をストレスホルモンが

  どうのとか、交感神経や副交感神経がどうのとか言うのではなく

  友達との会話の中でもっと簡潔に説明するにはどうしたらよいかという

  難しいという壁にぶち当たっているようです。
  
posted by シュガー at 10:48| Comment(2) | TrackBack(0) | マインドフルネス | 更新情報をチェックする

2012年06月02日

交感神経の興奮~扁桃体の暴走(再発も?)


 うつ病の原因は、ストレスホルモンにより交感神経が優位になり

 扁桃体が暴走する事によるものがあると何度か書きました。

 では、再発も同じ経緯をたどるのでは?

 さて、今のあきは調子も悪くなく、普通に元気です。

 普通に元気ってなんかヘンな書き方ですが、ほんとに普通です。

 ですがついこの間、少しバランスを崩しそうになりました。

 実は、ここ1~2か月のあきは、非常に興味をひくものを見つけました。

 天体です。
 
 宇宙については小学生、中学生のころからどうやら興味はあったようですが

 2カ月ほど前から火が付いたようです。

 そこへ来ての「金環日食」フィーバー!

 あきは大興奮でした。大騒ぎでした。

 うつ病を患っていた時も、時々『小宇宙』(人体など)にも

 興味があり、よく話をしていました。

 が私はチンプンカンプンでしたが・・・

 今では「できることならもう一度、大学で宇宙工学を勉強したい」と

 言っているくらいです。

 太陽、月、地球、宇宙の星々、火星、ロケット、人工衛星、はやぶさ、

 JAXA、小惑星イトカワ、気象予報士、日本の宇宙飛行士・・・などなど

 目をキラキラさせて次から次へ興奮して話しをしていました。

 「一つ疑問が出ると分かるまで調べるでしょ。分かるとするまた次の

  疑問がわいてきて、分かるまで調べないと気が済まない。

  それが楽しくて仕方ない」と言います。

 「大丈夫かしら・・・」と思っていたある日。

 急にアトピーが一気にどっと悪くなりました。
 
 顔が腫れてしまい、皮がむけるようになりました。

 それでも元気で満面の笑顔でいて、休みになるとプラネタリューム

 や天文台に足を運ぶあきでしたが・・・

 それから数日後、急に体調が思わしく無くなった様子でした。

 「楽しいのは良い事だけど、少し脳を休めなきゃね」

 というと

 「楽しい事だから大丈夫!心配し過ぎ!アトピーは花粉症のせい。

  夜もちゃんと寝ているし心配しないで!それより・・・

  知りたい事がこの世の中にいっぱいある!

  宇宙もおもしろいし、小宇宙も、歴史もおもしろい」

  とはいえ、こういう時マインドフルネス療法を身につけている

  と言うのはほんとうに有りがたい事です。

  結局、呼吸法・洞察法で2日ほどで体調を戻したあきでした。

  そこで私に疑問が湧きました。
 
  「扁桃体の興奮は、ネガティブな思考だけでなく、ハイな気分

   によっても起こるのではないか?もしかしたら自分では楽しい

   と感じている事でも、過度に興奮すると再発につながる危険が

   あるのではないか?」

  と言う事でした。
 
  そこで、久々に大田先生にご相談のメールをさせていただき、

  あきの近況、楽しい事でも再発につながらないかお聞きしました。

  すると、先生からは思いもかけない内容のお返事をいただきました。
  
  「いいことに、気がつかれました・・・」

  から始まるそのメールを抜粋コピペします。(先生には以前了解済み)

*********************************************************
いい感情も度を過ぎると、心の病気になります。
 よくあるのが、双極性Ⅱ型です。
 躁病エピソードとうつ病エピソードの繰り返しです。
 楽しいことに夢中になるのは、本音のうちの「執着系」です。
 これも気づいて、ほどほどに抑制しないといけません。
 なぜなら、楽しいから突っ走ります。
 睡眠時間をけずっててまでやるとか、仕事の後でも
 やるとか、体を酷使するから、脳内に交感神経の興奮
 をもたらして(アトピーはこれでしょう)、
 さらに身体と脳をフル回転、酷使し続けると
 やがて、重い抑うつ症状をひき起こすことになります。
 そうなると、躁病エピソードとうつ病エピソードの繰り返しです。
 あきさんも双極性Ⅱ型になならないように
 好きなこと、楽しいことも、本音の執着だと自覚
 して、身体を酷使しないこと、仕事にさしつかえる
 までしないように気をひきしめてください。
 双極性Ⅱ型を予防できるのかどうかわかっていません。
 あと2,3年油断せずに、
 嫌なことも楽しいことも冷静に観察して無理しないようにしてください。
************************************************************

 やはり先生はすごいです!抜粋しようと思いましたが、ほとんど

 そのまんまです。先生ごめんなさい。

 双極性障害とは思いつきませんでした!

 大田先生からのお返事の話をしたら、それからは落ち着いて

 過度に興奮しないようにして楽しむ事を静かに楽しんでいるあきです。

 それからはアトピーもみるみる良くなりました。

 「花粉が少なくなったからね」と言いますが・・・

 そして、休日の今日は午後から図書館で宇宙について静かにお勉強中です。

  うつ病が良くなったからと言って、楽しい事でも興奮しすぎないように

  することは、大事な事なのですね。

  サッカー観戦、野球観戦などスポーツ観戦などで爆発的な大興奮などと

  いうのも、楽しいけど気持ちを抑えて楽しめるようにすると良いでしょう。

  再発した人が良く「なんで再発したかわからない。辛い事不安な事など

  何もない。仕事も生活も充実した生活だったのに突然悪くなった」

  と言う人がいますが。ちょっと振り返ってみるともしかするとそういう事が

  あったのかも知れませんね。

  治ってから5年間は特に努めて穏やかに過ごす。

  その心得でいるのが良いようです。


 【拍手にコメントいただいた方へ】

  よっちゃんさんのせいで書いたんじゃないんです~

  増やしたページは実は3月のデザイン変更の時に

  すでに出来上がっていたのですが、少しCSSを動かすのが

  めんどっちくって放置していたんですが、ここでやっと

  リンクする気になっただけです。だから「お願い」のページは

  よっちゃんのコメントのために書いたんじゃないですよ!

  以前から、ちゃんとしなきゃと思いつつめんどくさがり屋で

  たまたまよっちゃんのコメントと同じ時期になってしまった

  だけなのです。気を使わせてしまってごめんなさいね。

  これからもコメントよろしくお願いします。  

  

posted by シュガー at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | マインドフルネス | 更新情報をチェックする