2012年05月28日

ページを増やしました。

 
 自分たちの記録のためにスタートしたブログですが、

 おかげさまで反響が大きく、質問も多いため、あきの経過や

 お願い等のページをプラスいたしました。

 (携帯の方は見られないと思いますが、スマホでしたら

  PC用ページで見る事ができるようです)

 誤字脱字、問題文章などありましたらお知らいただくと嬉しいです。

 最近のあきの様子には変化がありましたがそれについては

 また後日こちらに書き込みます。とりあえず元気にしています。

 また、マインドフルメイト(東京八王子と山梨県甲府)の

 無料相談会が再開しましたね。

 この機会にぜひ根本からうつ病などを治してしまいましょう。

 では、取り急ぎページの追加についてご報告です。

 
posted by シュガー at 16:26| Comment(5) | TrackBack(0) | 近況 | 更新情報をチェックする

2012年05月16日

マインドフルネス心理療法の行く末は明るい!


 あきは一か月ほど前から朝食が食べられるようになりました。

 ストレスによる胃の不調により、朝ごはん食べるとムカムカする 

 と言って発病からずっと食べなかったのですが、私が少量ずつ

 毎朝テーブルのあきの席の前に置くようにしたら、少しずつ

 食べるようになり今ではパン半枚(トーストにするかフレンチトースト)

 卵(スクランブルエッグかふわふわオムレツ)1個の半分くらい

 野菜サラダ少々

 時にはソーセージかベーコン少量

 を食べて出勤するようになりました。

 「時々多少ムカムカする事はあるけど気になるほどじゃない」そうです。

 たぶんこのムカムカが完全に無くなったらうつ病とは完全に

 縁が切れる気がします。

 先日も職場の方針が変わり、あきの仕事が増えストレスになるような事が

 あったようですが、体調が悪くなる事もなく元気です。

 「職場の先輩に、あきさんは覚えも良いし全然ミスしないねって褒められた」

 と言うので

 「まったく、大学生の頃、ジュエリーショップでバイトしていた時とは大違いね」

 と言って笑いました。 こちらの記事参照『思考停止はうつの症状』≫

 
 さてさて、今日は『マインドフルネス心理療法の行く末』というお話。

 久々にネットサーフィンしていたらあるサイトを見つけました。

 『マインドフルネスフォーラム2012

 今年の11月にマインドフルネス療法のワークショップを行うというサイトでした。

 で・・・良く見ていたら・・・あららこれは先日、マインドフルネス総合研究所の

 大田先生が講演されたという『マインドフルライフ』と関係があるらしいですね。
 
 なにせ理事長さんが同じ方・・・早稲田大学名誉教授の青木豊先生。

 その上、マインドフルネスに名前を連ねるそうそうたるメンバー実行委員。
 
 琉球大学も有名だし、認知行動療法の一人者 大野裕先生(雅子さまの主治医)や、

 赤坂クリニックの貝谷先生・・・・

 NHKの『ためしてガッテン』や『あさイチ』に出演された早稲田の熊野先生も!

 そしてなんと「マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)」の生みの親、

 ジョン・カバットジン博士もいらっしゃるそうな。

 マインドフルネス心理療法の行く末は明るいですね!

 こんなに素晴らしい先生方がこんなにすごいフォーラムを行って

 くださるのですから・・・・。感激です。

 でも、これはあくまでも治す側の人のフォーラムだと思います。

 患者としての私たちには難しいかと思います。

 どうしてマインドフルネスがうつ病などが科学的に生理的に効果があるか、

 また禅・瞑想などの宗教的な話になるのではないかなぁ~??? 

 と思っています。
 
 参加費のお値段もお高いのですが、興味のある方は参加されてみては。

 しかしながら『マインドフルライフ』さんもそうですが、

 マインドフルネス心理療法をちゃんとした形で研究されている方々

 により、こうやって活動され始めた事はほんとに喜ばしいと思います。

 多くの人に知っていただき、机上の話しだけでなく実践して治して

 いただける場が一か所でも多くできてくれることを強く希望します。

 
 さて、今まで私としては患者の母。見守る側ということで

 日々の出来事などをこのブログに綴り、目の前で起こる現実的な事以外

 難しい事などを避けて来ましたし、これからもそのスタイルは変わらないのですが、

 偉大なジョン・カバットジン博士と、

 偉大な大田健次郎先生についてちょっとだけ・・・。

 マインドフルネス心理療法というのは、もともとは禅から来ているって

 言うのは知ってますよね。

 ネットでちょっと調べたところ、マインドフルネスは1960年代に
 
 東洋の関心が高まってアメリカで瞑想がブームとなり広がって行ったそうで
 
 有名大学で、その生理反応などの効果が確かめられたそうです。

 その後、マインドフルネス瞑想は、マサチューセッツ大学のジョン・カバットジン博士

 により、宗教色を除外したストレス対処法として広められたそうです。

 ほんとに感謝感謝です。

 一方、『マインドフルネス』という言葉さえ知らなかった某有名外資系会社の

 エリートとして働いていた大田先生。その多忙さからか「うつ病」を発症。

 禅とめぐり合い、西田哲学と出会い、瞑想と哲学を学んびその技法を持って
 
 呼吸法と自己洞察法で自分の力でうつ病を治したそうです。

 研究に研究を重ね改善に改善を重ねているうち、ある日ジョン・カバットジン博士の

 「マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)」の本と出合い、

 ご自身の研究してきたことこそマインドフルネス心理療法であったと理解され

 しかしながら、ジョン・カバットジン博士のMBSRとは違う、

 禅+西田哲学のマインドフルネス=SIMTを20年以上かけて確立されていったのだそうです。

 まさに、日本で生まれた日本人の為のマインドフルネス心理療法と言う事になります。

 技法は違っても、「うつ病」の治療の為に行う心理療法には間違いありません。

 素人ながら一つ付け加えるなら、MBSRはストレス低減法である一方

 SIMTはうつ病やパニック障害を治すという目的があると言う事だと思います。

 セッションのテキストを読み返してみると、ほんとうに病気を治すために

 細部まで考えられているという事に改めて感心させられます。



 【拍手にコメント下さった方へ】

  よっちゃんさんへ

  いつもコメントありがとうございます。
  私はあくまでも素人で患者のそばで見ていた親でしかありません。
  なんの資格もないし、勉強をしてきた訳でもなく、ただ
  言いたい放題の一母親です。
  たぶんマインドフルネスを研究されている方からすると
  「あんなでらためぇ~な事言いやがって!」とか思われている
  可能性高いです(・_・;)
  なので、あくまでも参考程度にしてください。
  個人的なアドバイスなどとてもとても・・・お許しください。
  今、セッションに参加されていると言う事ですので、先生に
  メールされてちゃんとしたアドバイス貰った方が良いですよ。
  私のつたないブログの中で、もしヒントがあるのでしたら
  それはおまけだと思ってください。
  でも、よっちゃんのコメントはいつも私の励みになっています。
  これからもよろしくお願い致します。
posted by シュガー at 15:17| Comment(0) | TrackBack(0) | マインドフルネス | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

止めちゃダメだよ


 GWも終わりましたね。
 
 昨年のGWは家族で旅行できたのですが、休みがなかなか合わず

 結局1日だけ4人でドライブに行っただけでした。
 
 それでもお天気が良かったので結構楽しかったです。

 あきのうつ病については、まったく思い出さない日が多くなってきました。

 うつ病だった記憶がどんどん遠くに行っている感じです。

 そのせいか、ブログの更新も怠ってしまいがちです。

 いつかまた・・・もしかしたら・・・

 ちょっと調子が悪くなる日が来るかもしれませんが

 私自身には恐怖心や不安はもうほとんどありません。
 
 あき自身がマインドフルネス療法を用いて自分でコントロール

 していくでしょうからね。あきにお任せです。


 さて、今日はマインドフルネスを止めないでというお話。

 マインドフルネスのセッションに参加すると

 一時的にセッション3~4あたりで良くなったと実感

 できてしまう人がいると思います。

 あきがそうでした。

 よくなったぁ~~~っ! って喜んだものです。

 それは呼吸法をやらなかった人間が呼吸法を始めて症状が

 少し緩和されてきた証拠なのですが、実際はまだ基本を
 
 身につけている時なので些細な事でまた体調が落ちてしまいます。

 そのままず~~っと良くなるということはまず無いです。

 というより、落ちた方がより身につきます。

 自分自身でコントロールの仕方が分かってくるからです。

 つまり、落ちる事は想定内。

 落ちた事に一喜一憂せず続けて行くと、メランコリー型うつ(通常のうつ病)

 でセッション7~8あたりから、非定型うつでも9~10あたりから

 また良くなってくるようです。

 この時期になると、体調が良くなった分先生の話も理解できるように

 なり、ある日突然マインドフルネスが何なのか分かり始めます。

 今考えると、先生は毎回毎回毎回、同じ事しか話していなかったと思います。

 手を変え品を変え、とどのつまりは同じ話なのです。

 そしてその話が毎回毎回深くなって行きます。

 (マインドフルネスは果てしなく奥行きがあります)
 
 その同じ話を何度も何度も聞く事によって理解していきます。

 それでもまだまだ本格的に治ったわけではないのです。
 
 「治った!良くなった!」と思って、ましてやセッション10まで

 終わってしまったら、これで終わり、もう大丈夫と思いこんで

 しまう事もあるそうです。そこが危険なんです。落とし穴ですね。

 あきの場合、非定型うつ病もあったためセッション10が終了しても

 まだマインドフルネス総合研究所に通いました。

 本人が納得するまで、腑に落ちるまで先生は受け入れてくれました。

 もし、諸事情で受け入れてくださることができなかったとしても

 マインドフルネスを止めてはいけないのです。

 呼吸法は完治するまで、(完治してからも) 

 洞察法も一生 続けて行きましょう。

 特に、あれれ?気分がおかしくなってきたぞ とか

 体調が悪くなってきたぞ と言う時は、もう一度セッションを

 復習し、呼吸法の時間を長くし、必死に取り組んで

 自分で自分をコントロールして自分で治していく。

 自分で再発しないようにする。

 あきは、セッション10をとっくに終わっていても何度も何度も

 具合が悪くなりました。
 
 一つには減薬が原因でもありました。

 減薬すると離脱症状が強く出ました。

 まるで病状がまた悪化してしまったかのようになりました。

 でも、それに振り回されないように『あるがままの実践』をし

 その時こそ呼吸法をしっかり行い、洞察法もしっかり行ったそうです。

 具合が悪そうなのを見かねて「先生にアドバイスもらおうか?」というと、あきは

 「いい・・・先生が言う事は分かっている。自分でやるからいい!」

 と言い続けていました。

 すでに先生から伝授されたマインドフルネスがなんなのか、

 どうすればコントロールすることができて、どうすれば回復し、

 どうすれば治るかと言う事を、

 自分の身を持って理解していたからに他なりません。

 マインドフルネス療法は「身につける」

 それが大事なのです。それが一生の財産になります。
 
 今では仕事先の人間関係で、ちょっとカチンと来る事があっても

 ムカついたり、あきれたり、悲しくなったり、情けなくなったりしても

 簡単にスルーすることができるようになっているそうです。

 具合が悪くなる事もありません。そこまで至らないのです。

 「ポィ(名前を付けて捨てるなど)は、気が付いたら一日に何回

  やってるか分からないほどだよ。

  でも大抵は知らないうちポィやってるんだよね」と笑っていました。

【拍手にコメント下さった方へ】
 
  おっと~~~っ! またお返事を忘れるところでした。

  よっちゃんへ
   一日でも早く良い方向に向かうといいですね。
   もんもんとしたり不安が押し寄せてきたら名前を付けてポィ!
   やってみましょうね。
   よっちゃんのコメントをあきに見せました。
   突然大きな声で
   「嬉しいね!良くなるよ!きっと」って言いました。
   地道に毎日の課題をこなしてください。あまり色々考えない事。
   自分で自分を傷つけない事。
   ストレスホルモンを出すもんか!というイメージで課題を行って
   みましょうね。

 あかねさんへ
   ブログのコメントの方にお返事させていただきました。
   良くなりますうにお祈りしています。

posted by シュガー at 12:00| Comment(2) | TrackBack(0) | マインドフルネス | 更新情報をチェックする