昨日、家族でささやかに『あきの快気祝い』をしました。
私は3~4日前から肩が痛く(50肩じゃないですよ 笑)
料理もままならないために、あきとお買い物に行って
食べたいものを買ってきて、少し手を加えたり
簡単な料理だけを作りました。
子供のころから大好きなケーキ屋さんがあって
そこでロールケーキも買いました。
姉は相変わらず仕事のため不参加でしたが
あきとソルトと私、三人で楽しい小パーティとなりました。
思い思いのお酒で乾杯しました。もうお酒も飲めます。
「ちゃんと手料理してあげたかったのにごめんね」というと
あきは「ううん!これで充分!嬉しい!ありがとう!」を
繰り返していました。
ソルトも「ほんとにがんばったな!えらかったぞ!」
と言い
私はソルトにも
「ご苦労様でした。」と言いました。
ソルトの協力もなければ、あきはここまで治らなかったと思います。
色々話しながら、笑ったり、時にはうるうるしたり・・・。
そんな時間を過ごしました。
思い返すと、発病発覚は2009年5月末
実際にはそれより1年くらい前から症状は出ていたようです。
発覚してすぐに大うつ状態になり、その後2カ月くらいで
非定型うつの症状も出て来ました。
心の状態もそうですが、身体症状が半端無く酷かったです。
その年の10月。主治医からはまだ少し早いと言われましたが
マインドフルネス総合研究所の門をたたき、
セッションに参加しました。
本格的に回復し始めたのは8~9カ月後だったと思います。
「うつ病は約1年。非定型うつは約2年」
と大田先生がおっしゃったように、あきの場合、体質で断薬に
時間がかかったものの、先週最後のワイパックスを断薬成功し
2年と2カ月ですべて治ったと言えます。
マインドフルネス療法のおかげさまで、再発におびえる事もありません。
先週末、同僚と飲み会があって出かけましたが、そこで
小さなトラブルに巻き込まれ、半泣き状態で帰ってきました。
かなり気にしていましたので、病状悪化を心配しましたが
具合は全く悪くならず。洞察と呼吸法に力を入れていました。
今朝はその同僚とちゃんと話をする。といいつつ
重い気持ちを引きずって出かけました。
自ら同僚に声をかけ話し合ったところ、お互いの単なる誤解
だったようで「また飲みに行きましょうね」と明るく
言われたそうで心が軽くなったとメールしてきました。
「もっと仲良くなりそう!」とも言っていました。
人生色々ありますね。
それでも具合が悪くならないのですからほんとに凄いです。
これからも、色んな出来事があると思います。
辛い出来事も、悲しい出来事も、悔しい出来事もあると思います。
それもすべて、あるがまま・・・
マインドフルネスで乗り越えてくれると確信しています。
これからは、このブログはあきの症状よりも、あきの今までの
経過を含めつつ、マインドフルネス療法について、気が付いた
事があったり体験者としてお伝えしたい事があった時に書き込んで
いきます。
応援してくださっていた皆様、ほんとにありがとうございました。
マインドフルネス総合研究所の大田先生ご夫婦に深く感謝します。
また、あきを担当してくださった『医療法人 和楽会 赤坂クリニック』
の主治医の先生、関わってくださった先生方に感謝いたします。
そして、今まさにマインドフルネス療法を行っている方
決して焦らず、諦めないで!この方法なら絶対大丈夫!
だからあえて言います。
「治す方法が分かっているんだから、がんばりましょう!」
応援しています。
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※あきはマインドフルネス心理療法を『マインドフルネス総合研究所』
で受け、訓練しました。
しかしながら、大田先生は今後、カウンセラーを一人でも多く
育てるよう尽力されるそうですので、患者向けのセッションは
しばらく無いそうですが、来年春、本を出版されます。
セッションの内容が多く含まれているそうです。
現在、マインドフルネス総合研究所の大田先生のご指導を
できるだけ忠実に行っているのが『マインドフルメイト』です。
マインドフルメイトのモバイルサイトはこちら≫
東京都八王子市と山梨県甲府市で行っています。
また、『医療法人 和楽会 赤坂クリニック』では
認知行動療法にマインドフルネス療法を加えたカウンセリングを
行っているそうです。(関心がある方は直接確認してください。)
赤坂クリニックは、パニック障害や非定型うつでは有名な
貝谷久宣先生が理事長を務められるクリニックです。
先生方は皆さん大学病院などと兼務されている優秀な先生方です。
中でも、マインドフルネス心理療法の第一人者である
東京大学の熊野宏昭先生も診察をされています。
(一度だけクリニックでちらっと御見かけしました)