ネットを見ていたら、こんな記事が出ていました。
どうやら昨年12月に英国誌に載った記事のようです。
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http://thechart.blogs.cnn.com/2010/12/06/mindfulness-as-good-as-antidepressant-drugs-study-says/
マインドフルネスは、抗うつ薬と同じくらい効果がある
Mindfulness as good as antidepressant drugs, study says
(ラエルサイエンス英語版12月8日配信分)
マインドフルネス療法は、心理学の多くの分野で前進しつづけています。
そして今、その効果を裏づける多くの証拠があります。
一般精神医学アーカイブ誌に発表された研究では、一時的に良くなった
うつ病の患者で、マインドフルネス療法を受けた人は、抗うつ薬を飲んで
いる人と同じくらい回復しました。
また、プラセボ薬を飲んでいた人よりはるかに良くなりました。
この研究により、マインドフルネス療法は、うつ病の再発を防ぐのに、
抗うつ薬と同様の効果があることが分かりました。
マインドフルネスは一般的に、今この瞬間に存在しているという概念に
言及しており、それは伝統的な仏教の瞑想の教えから来ています。
マインドフルネス療法は瞑想を取り入れており、患者が自分の気持ちや
考えを観察することを助ける、とオンタリオ州トロント、依存症精神健康センター
のジンデル・セーガル(Zindel Segal) はこの研究文の中で述べています。
マインドフルネス療法を受けている参加者は、治療士との話し合いの他に、
1日40分間自分で瞑想する方法を習います。
「これはまるで、ジムに行って、筋肉を鍛えるようなものです。ただこの場合、
体の筋肉を鍛えるのではなく、自分の感情を理解し、コントロールしてくれる
脳の筋トレをするのです。」とセーガルは説明します。
この新しい代替療法は、欠くことのできないものです。というのも、うつ病を
脱した人の40%は、医師の勧めを公然と無視し、再発防止のための抗うつ薬を
服用していません。
例えば、妊娠している女性は、子供への薬の副作用が心配になります。
マインドフルネス療法は効果的な非薬物療法なので、こういったときにも安心です、
とセーガルは言います。
マインドフルネスの一つの欠点は、そのための時間を見つけるのに苦労することです、
とセーガルは語ります。
治療計画によると、自分で瞑想するため、1日40分の時間を作りださなければ
いけません。
しかし、それは自分を治すための計画の一部になるのです、と彼は述べます。
マインドフルネス療法の次のステップは、さらに多くの人々に利用してもらうことです、
とセーガルは言います。
【以下省略】
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・・・・って言うかですね・・・・
マインドフルネスは抗うつ剤と同じくらい・・・ではなく
マインドフルネスは抗うつ剤よりもはるかに効果がある
と私は言いたいですね。これは実感です。
それと・・・・
私の意見ですが、
再発予防はもちろんですが、現在うつ病が辛い場合でも
ちゃんと訓練すれば
回復改善完治するということを付け加えたいです。
ラベル:うつ病