2011年03月07日

旅行


 先週末、あきは友達と旅行に出かけました。

 旅先では、別の友達とも会って楽しい時間を過ごす予定。

 ところが、行く前に

 「ほんとはね、行きたくないの」と言い出したのです。

 旅先でお友達(何人か)と会う事はとっても楽しみにして

 いたのですが

 一緒に行く友達(年上)がどうやらかなり性格の

 強い子らしく・・・。

 今までもかなり我慢をしてきたそうですが、

 それを思うと憂鬱だったようです。

 案の定、何もしていないのにひどい言われ方や

 見下した言い方をされて、

 「そうだねぇ~そうだねぇ~」とただ相づちを打つだけ

 しかできないそうです。

 あれ?おかしいなと思うことも相づちを打つだけ・・・

 「そうじゃないよこうだよとか、私の意見なんか言ったら

  何百倍にもなって酷い言葉が返ってくる」との事・・・。

 以前からそいういう性格だと分かっていたのだけど

 旅行となると憂鬱だったようです。

 「あの子は友達がいないの・・・

  みんな離れていっちゃうんだよ」

 旅の間、何度も切れそうになったそうですが

 「切れたからって良いことは無い。

  他の友達にも迷惑だから・・・・」

 と一生懸命『ポィ』と『呼吸法』で乗り切ったそうです。

 その年上の友人は、出来たばかりの友達にもおもしろくないと

 暴言を吐いたそうで。

『はぁ?』『ばっかじゃない』『何考えてるの』『だからナニ』

  などなど

  あげくにはおもしろくない事があると『静かにして!うるさい』

 自分の意のままにならないと意地悪をするなど・・・。

 「ほんとブチ切れそうになったよ」

 と帰って来てから私に言いました。

 あきはもともと、人の悪口を好む性格ではなく、

 あまり噂話に入って行ったりもしない子です。

 他の友達にもできるだけ辛さを隠していたそうですが、

 とうとう我慢できなくなって合流した一人の友達と
 
 時間ができた時、言ってしまったそうです。

 その子があきの気持ちをたいぶ吸収してくれたそうです。

 その話を聞いて

 「具合悪くならなかったの?」と聞くと

 「ほんとにいっぱいポィと呼吸法した。具合は大丈夫だったよ」

 ほっとしました。

 「でも・・・もう限界だね。

  悪い所ばかりじゃないって思って付き合ってきたけど

  あの子とは少しずつ距離を置くよ」と言っていました。

 昨年、中学から大学まで一緒にいた友達と別れて、

 またお友達が減ってしまうのかと少し心配しましたが

 あきは症状が良くなると同時に急速に同じ趣味を持つ友達が

 増えて来ています。

 「ネットで話たり、一緒にいて楽な子や性格の良い子だけと

  付き合うようにする。自分のためにならないと思ったら

  少しずつ自然に離れるよ・・・・

  友達ってどっちかが我慢しながら付き合うもんじゃないものね」

 そうね・・・恋人も同じ・・・

 友達もいいけど早く彼氏を作った方だいいんじゃないと思う親心です。


 とりあえず、人間関係で辛い状況にあっても具合が悪くならなかった

 という点では、『はなまる』をあげましょう。

 帰ってきて、疲れはしたもののしばらく寝たらまた復活。

 今日も元気に出勤しました。





ラベル:非定型うつ
posted by シュガー at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 近況 | 更新情報をチェックする

2011年03月02日

呼吸法ができない・・・(苦しい)


 聞いた話なのですが・・・

 呼吸法ができない人がいるそうです。

 どうしてかな? って私なりに考えてみました。

 私独自の考えなので「あ・・・こんな考えもあるのか」

 という程度で軽く受け止めてください。

 
 ★空気の量について

 人間って呼吸しているとき、肺にいつも残存している

 酸素は別として、たいてい意識しないで呼吸してる時

 吸った空気の量と吐いた吸気の量は同じなのじゃないかと

 思うんです。

 吸った量以上に吐きだす事を続けることは不可能

 ですよね・・・。
 
 だから・・・

 呼吸法の時も、吸う空気の量と吐く空気の量は

 同じでいいんだと思います。

 ただ、吐く時間を長くする・・・

 吸った時は短い時間で吸い込んで、
 
 吐くときは少しずつ細く長く時間をかけて吐き出す。

 この時大事なのは、吸う空気の量と吐く空気の量が

 同じなのだから、決して吐き切らないこと。

 健康な人だって、空気を肺から全部出そうとすると

 苦しいのは当然だと思うのです。

 
 ★過呼吸や息が浅い場合について

 うつ症状や、パニック症状がある時

 息が浅くなっている場合があります。

 少しの量だけ吸って、すぐ吐く。

 通常の呼吸時間よりも短い呼吸をいっぱい

 しているんじゃないかと思うのです。

 たとえば、通常5秒くらいで1呼吸(吸って吐いて)
 
 しているところ 5秒で2呼吸しているとか・・・。

 この状態のまま呼吸法をやっても苦しくてできないです。

 また。この状態だと、交感神経がピンピンに有利に

 なっちゃっています。

 マインドフルネス総合研究所のセッションでは

 毎回呼吸法をやります。

 呼吸法の始めには、通常の呼吸に意識を向けます。

 自分の呼吸を確かめる意味でもあるようです。

 呼吸法をしようとするとき、

 まず自分が行っている通常の呼吸に意識を向けて

 見てください。

 もしかすると、息が浅くなっているかもしれません。

 この事に気が付いたら、今やっている呼吸より

 吸う息の量を少しだけ増やしてみたらいかがでしょう。

 深呼吸するのではなく、少し増やす。

 そしてその量を吐きだす。

 少し増やす・・・同量吐きだす・・・。

 何度もやってみて落ち着くようならもう少し増やす。

 そうやって呼吸に意識を向けます。

 吐く時間を長くする呼吸法にまで至らなくても、

 量を多く吸うと、それだけ吸う時間も少し長くなり、

 同じく吐く時間も長くなります。

 そして、通常の呼吸をゆったり、ゆっくりできるようになると

 かなりリラックスできてくると思います。

 吸う量と吐く量がいつもより少し多めで同じ量。

 吸う時間と吐く時間が同じく通常より少し長めの時間・・・

 たとえ、吸う時間と吐く時間が同じでも呼吸に意識を向けて

 思考に走らなければ、これはこれで一つの進歩だと
 
 思います。

 そこから始めて、ある程度できるようになってから

 徐々に吐く時間を長くする呼吸法にして慣れて行く。

 どうでしょう? 

 

 『呼吸法ができない』ということについて

 私なりに考えてみた事を提案しました。

 マインドフルネスで教えていただいた呼吸法

 については下記をご覧ください。

 http://mindfulness.seesaa.net/article/165692078.html


posted by シュガー at 09:56| Comment(1) | TrackBack(0) | マインドフルネス | 更新情報をチェックする