2010年12月15日

就職活動


 先日も書きましたが、あきの様子は好調です。

 夜の不安もほとんど出ませんし、出たとしても

 寝る直前くらいなので呼吸法をしてから寝てしまいます。

 今日も、テレビの観覧が当たったと嬉しそうにお友達と

 出かけています。
 
 今時の女の子のようにかわいくお化粧して、髪の毛をカールして

 かわいいお洋服を着て明るく元気に出かけました。

 
 就職活動は続けています。

 実は、先日ある地元の会社から事務職の採用をいただきました。

 まだ完治に至っていないあきにとってみれば、非常に条件が良い勤務です。

 このまま勤めれば、きっと辞めずに勤められるだろうと思える、いわゆる

 安全圏の仕事です。

 「始めはほとんどお茶くみと掃除です」と言われたそうです。

 普通だったらきっと家族で大喜びするところでしたが

 あきにとってみればそれが反対に大きな方向修正のチャンスと
 
 なりました。

 OKをいただいた夜、お友達とお食事に行きました。

 始めは喜んでくれた友達も、あきの迷っている様子を見て

 「ほんとにやりたいことがあるなら、もう一度考えてみたら?

  今ここで、そこに勤めたらきっとそのままずるずるこっちに

  いることになると思う。私がそうだから・・・」

 と言われたそうです。

 あきの話だと

 「半々なの・・・50%は病気の事で親に迷惑かけたから

  早く安定した仕事について自立したいという焦る気持ち。

  50%は、大学に行ってやりたいことがいっぱいあったのに

  うつ病気になったからって諦めていいのか?という気持ち」

 “うつ病になったら将来を諦めなければいけないのか?”
 
 “まだ出来ることがあるんじゃないか?”

 でも、そういう気持ちになるという今の現状が、発病した時の

 あきには考えられない事でした。

 「将来の事で悩めるようになったなんてほんとにありがたい」

 と思いました。

 あきが帰宅するとソルトの怖い顔が待っていました。

 あきの将来を心配して、あきに話しかけます。

 「せっかく大学出ていて、自分の将来ここでいいのか?」という

 親として心配した問いかけでした。

 あきは当然のことながら「パパは怖い」と身構えてしまいました。

 それでも、その後押しもあってか自分の考えは決まったようです。

 その後「パパが怖い」というPTSDのような症状は、呼吸法と洞察

 案外軽く乗り越えることができました。すごいです。

 「あきでも一緒に仕事をしようと言ってくれた会社があったことは

  ほんとに感謝だね。おめでとう。

  たとえ勤めなくても感謝の気持ちは忘れないようにしようね」

 「うん」
 
 といって翌日、あきは採用をいただいた会社に御断りの電話を

 入れました。

 とっても残念だと言ってくれたそうです。

 ありがたいのと申し訳ないのとごっちゃになってしまいます。

 
 今後の活動としては、アルバイトをしつつ時間がかかっても

 あきが諦めたくなかった方向に少しでも進めるように、

 東京方面で仕事を探すことになります。

 この就職氷河期に、非常に贅沢な話だとは思いますが、

 それでも前向きに進んでくれたらと思っています。

 「自分の一生、病気に負けて諦めたくない!」

 あきはそう言っています。

 

 さて、就職活動の事ですが・・・
 
 あきはとってもラッキーなのです。

 実は、あきのような学校を卒業して3年以内の間

 まだ就職していない人を採用すると、採用した企業は

 雇用期間3カ月の間10万円の助成金が出ます。(合計30万円)

 また3カ月を経過し、正規雇用した企業には50万円の

 助成金がおります。

 ※既卒者トライアル求人をハローワークまたは
  新卒応援ハローワークに提出した場合

 『3年以内既卒者トライアル雇用助成金』と言います。

 また、この就職難の時代のため、卒業後3年間は1回も就職

 していない場合、新卒扱いとなります。

 せっかくこの切り札をもっているのだから、自分の納得行く

 企業に就職してもらいたいものです。



ラベル:非定型うつ
posted by シュガー at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 近況 | 更新情報をチェックする