2010年09月30日

帰ってきました♪


 昨日、大きな荷物をかかえて帰ってきました。

 コンサートはとっても楽しく、お友達もたくさん増えたと

 嬉しそうに帰ってきました。

 途中、具合はちょくちょく悪くなったけど、それでも気にせず

 楽しめたようです。

 昨夜はコンサートの楽しさを手振り身振りで笑いながら話てくれました。

 
 さて、あきは以前、アルバイトの二次面接に行ったとお伝えしましたが

 受かることができました。

 「ぜひ一緒に働きましょう。できれば店長になるまでがんばってほしい」

 と言われたそうです。

 受かったと喜んでいたものの、急に心配になったようです。

 「土日は全然休めない・・・マインドフルネスに行く時は無理にでも

  お休みもらうけどね・・・でも店長なんて・・・。

  私このまま終わりたくない」

 というのです・・・ あらら?何か勘違いしてるでしょ?

 「アルバイトはあくまでもステップ。楽しんでやったら?

  それに続くかどうかもわからないし・・・・」

 「だよね・・・。以前はバイトに入ってすぐやめちゃう子見ると

  根性無しって思ってたけど、今回はもっと気軽にやろうと思う。

  ダメでもともと・・・って感じでね。

  でもね・・・売上とかノルマとか言われちゃうと

  絶対負けず嫌いだから、ついついがんばっちゃうんだよね・・・。

  それが心配。

  大学生の時は、絶対大手企業に勤めなきゃとか思ってたのにね・・・

  こんなんでいいのかな・・・ってやっぱり時々不安になっちゃうね」

  ま・・・とりあえず、アルバイト先には申し訳ないと思いつつ

  やれるとこまでやってみる。楽しむ。無理しない。という事を目標に

  やってってもらいたいと思っています。

  案外、短期で止めてしまう人は多いんですよね。

  短期間でもとりあえずお試しってことで・・・・。

  責任感強すぎだから、気負わず、楽しく・・・・って思います。


 今日は、さすがに疲れを取るために家でまったりしているあきです。

 今回のコンサートは毎日4日連続。支度して出かける・・・。

 電車を乗り継いで同じ所へ通う・・・。疲れるけど翌日も行く。

 という訓練にはなったと思っています。

 楽しいことでリハビリになるのは良いですね。

 
 多少具合が悪くなるけど、ほんとに良くなってきました。

 呼吸法と洞察はずっとやっているそうです。




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2010年09月24日

あがり症


 あきは、今すごく元気です。

 今日から東京の姉のアパートに5日間転がり込んで

 連日コンサートに行きます。

 おしゃれのお洋服や道具をいっぱい持って出かけるのです。

 楽しくて楽しくてわくわくしているようです。

 以前、姉の家に1週間ほど滞在した時は

 「もしかしたら、私は両親に甘えているのではないか?

  自分がしっかりしていないから病気が治らないのではないか?」

 と、私たちから決別するように姉のアパートに行きました。

 環境を変えたら良くなるかも・・・今具合が悪いのは気のせいかも・・・

 と思ったらしいです。

 ところが、2日ほどはどうにか過ごせたものの、やはり夕方から

 夜にかけて、強い不安感と非常な寂しさに、強い発作が起きて

 鉛様麻痺感になったりしていました。

 吐き気、胃痛、頭痛、鳥肌、口内炎、耳がふさがる、まぶしいなどなど

 色んな症状があった時期です。

 「やっぱりだめだった・・・甘えていたせいじゃなかった

  ほんとに病気だったんだ」

 と言って帰って来たのでした。

 
 でも、今回は違います。

 マインドフルネスの訓練のおかげで、自律神経失調症のような

 身体症状は出ませんし、もし出たとしても苦にしなく

 なっています。

 「なんかね・・・痛いのかとか、苦しいのとかってね

  あんま気にならなくなった。

  あるがままにしていられるようになってるの。

  だからちっとも大変じゃない。

  でも、まだ夜は寂しいな・・・・寝る前は特に寂しい」

 かといって、それを騒いだりすることも無くなりました。

 そのままにしておく・・・寂しい気持ちも心騒がせずそのまま

 あるがままにして観察する・・・。ということができてきています。

 

 さて、先日アパレル会社のバイト、2次面接に行った話をしましたが

 嬉しそうに帰ってきてこう話しました。

 「全然 あがらなかった!むしろ楽しく面接できたよ。

  なんか、自分をアピールできることも話せたし

  条件が合わないところで譲れないところはちゃんと説明できたし

  出来ることはできる。出来ないことはできないと言った。

  だからもし落ちても悔いはない。

  以前だったらすっごくあがったのに、これもマインドフルネス効果
   
  だよね!」

 いつも、マインドフルネスのセッションに参加するとき

 先生に伺わなければ・・・と思っている事が一つありました。

 それは「あがり症」

 マインドフルネス療法ではこの「あがり症」も治ると聞いていました。

 「人の前で発表しなければならない時、喉から心臓が出そうなくらい

  ドキドキしてあがってしまって、顔が赤くなったり青くなったり、

  冷や汗も出たりしていたの。だから秘書検定の面接も一回落ちたんだ。」

 と言っていました。

 先生に伺おうと思っていましたが、それもしないまま

 マインドフルネス療法で治ってしまったようです。


 今現現在のあきの症状ですが

  ●身体症状はほどんと無いか、あっても気にならない。
  (吐き気、胃痛、頭痛、鳥肌、口内炎、耳がふさがる、
       まぶしい、微熱など)

  ●疲れは以前ほどではないが、出かけるとやはり疲れる。
   少し休むことができれが回復する。

  ●心の状態は、夜になると寂しい(不安というのはだいぶ無くなった)
   特に就寝前は、かなり寂しくなる。呼吸法洞察をしている。


「ここまで治りました」という記事を書きましたが、

  それからまた一歩も二歩も良くなっている気がします。

  減薬ですが、またドグマチールを半錠と4分の3錠を一日おきに飲んでいます。

  コンサートが終わって、少し休んで体力が回復したらまた減薬にトライする

  予定です。また、できたらドグマチールはこのままに、別の薬を減薬始める

  提案を主治医にしてみようと考えております。

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2010年09月21日

マインドフルネス総合研究所のセッションに参加

 
 先週の土曜日、マインドフルネス総合研究所のセッションに参加しました。

 今回のお話も非常に充実していました。

 先生は夏風をこじらせてしまったそうで、2週間も体調不良でしたのに

 エネルギッシュなお話でした。

 多くの人に治って欲しいと強く願われているのだと思いました。

 先生もうつ病経験者。だからこそうつ病の人の気持ちも状態も分かるのですね。

 
 今回のテーマは『自己の深まり』

 どのお話も感動でしたが、そのお話の中で一つだけ強く印象に残った

 ところがあります。

 上から 知的自己 意識的自己 叡智的自己 そしてその最も深いところに
 
 鏡・器と言われる所があるそうです。

 嫌な出来事、ストレスに感じること、はその鏡に映され

 意識の野と呼ばれるスクリーンに映しだされて、それを感じてドキドキしたり

 心が騒いだりして感情が起こる。 ここでこれらを鎮めるには呼吸法と洞察。

 それをしないと脳の扁桃体というところが興奮してパニック症状やうつ症状を

 起こしてしまうそうです。

 (これを何度も繰り返しているから病状が良くならない。

  薬でも治らないのだと思います)

 自己の心の深いところを見つめる。 

 うつ治療だけでなく、人間としての深まりにも大切な事なのだと感じました。

 外で何が起こっても、嫌な事、辛い事が起こってもそれはすべて

 自分の心の鏡が映し出したことなのだと思いました。


 さて、あきの様子ですが・・・。

 先生とちょっとお話したらすごく元気になりました。

 2週間近く具合が悪かったこと、一生懸命、呼吸法と洞察を行っていた事

 急激に良くなったことなどを話していました。
 
 うつ症状のスイッチが入っても、騒がず心静かにしていると必ず納まって来る。

 大切な事だと改めて思いました。

 最近は、調子が良く昼間はほとんど普通にしています。
 
 夜、就寝前になると少し寂しくることがあり、どうしてもデパスを飲む事も

 あるようですが、ほぼ呼吸法と洞察で乗り越えることができています。

 
 でも、不思議ですね。

 発病前は、全然気にしなかった出来事でも、

 発病後は、ちょっとの事でぐっと具合が悪くなったりするのですね。

 それも、マインドフルネスのおかげさまでだんだん乗り越えられるように

 なってきました。

 先生はうつやパニック障害は火山と言います。

 活火山の時は、少しの事でバンバン爆発を起こす。

 心静かにして観察していると休火山になってくるけど

 またある出来事で心を騒がしてしまうと火口から火が

 噴き出して活火山になってしまう。

 休火山になっても、死火山になるまで十分注意して

 生活しなければいけないと・・・。

 あきのように、一時休火山になりかけても、

 嫌な事、辛い事で心騒がせてしまうとまた元に

 もどったようになってしまう。

 あきが具合が悪かった時、先生にメールしたところ

 先生は

 「一度良くなったのだから、自分でちゃんと呼吸法と洞察

  をやっていると必ず良くなってくる」と

 アドバイスくださいました。

 今回のセッションでは

 「2週間は長かったね・・・・今度はならないように

  嫌な出来事が起こっても心騒がせないで

  観察をしてみましょう」

 と言われたそうです。

 あきは、あるアパレル会社の本社(東京)にアルバイトの

 一次審査が通り、今日、二次審査の面接にでかけました。

 
 受かるかどうかは別として、少しづつ歯車が動いているような

 気がします。




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