2010年08月02日

回復期の注意事項


 あきは朝からとっても元気で、明るいです。

 昨日突然コンサートに行けた事が大きかったようです。

 今日、あきはソルトと大学病院の皮膚科へ行きました。

 アトピーで通っている病院です。
 
 アトピーの状態は良く、悪くなりかけるとすぐ薬をつける。

 普段は、ローションなどで保湿する程度できれいな肌を保っていました。

 あの重症だった頃が嘘のようです。
 
 薬は使いよう・・・上手に使えばいいんですね。

 あれからまったくと言っていいくらいステロイドの薬は使用していません。

 ただ、昨日、突然友達に提案して、安いチケットを購入して

 コンサートに行ってきました。当日だったので半額以下だったそうです。

 そこで、だいぶ騒いでしまって会場も暑かったため首筋のアトピーが
 
 少し出てしまいましたが、すぐ薬で対応。

 そうやって、出たら押さえる、出たら押さえるというスタンスで
 
 OKだと思います。

 さて、あきの話によると

 「お友達と喧嘩してから実は心で騒がないようにしてたけど

  気分の落ち込みはかなりひどかったんだよ。

  実は、死にたいという気持ちも自然とちょっとわいてきてやばいと思った。

  でも、負けていられないと思って運動とかしてた。

  毎年一緒に行く、東京の花火大会にも結局私はさそってもらえず・・・。

  別にいいけど、あの子たちは非常識だからこれからも付き合わない

  と思っていても、なにせ10年の付き合いだからね・・・。

  色んな思い出もあるし・・・花火大会となると思いだす。

  イベントごとに思いだす。仕方ない、新しい友達をつくるんだと

  思ってるし・・・。今、私を心配してくれる親友もいる。

  それでもね・・・バカ騒ぎしていたあの子たちと楽しかったことも

  思いだしてね・・・具合悪くなっちゃうの。

  あの子たちとは、8月の半ばに一度コンサートに行くことに

  なってるけど、ちゃんと行って自分は正しいと胸を張っていようと
 
  思ってるんだよ。終わったらバイバイだよ。

  ところでね・・・・昨日、ママに親友と映画見に行くって出かけたけど

  急遽、コンサートい行きたくなってね。その親友に言ったら

  私も行きたい! って事になって・・・・

  安いチケット譲ってくれる人探して、結局半額で行けちゃった。

  全部私が手配したんだよ!

  すっごく楽しかったぁ~。なんかテンションあがっちゃって

  元気になっちゃった!よかった・・・」


  あきは、乗り越えようと努力し、少しずつ乗り越えている所だと

  思いました。

  実際、私から見ても以前から場当たり的な生き方のあきの友人に

  疑問を感じていましたので、(人生なんてチョロイもんだよと言った

  友人です。あっと言う間に会社を止め、いまでも就活中です)

  あきが決別を決断したのなら、それはそれで賢明な判断だったのでは

  ないかと思いました。


  ところで、以前は

  「時々、気分の落ち込みがあると『消えたくなる』事がある」

  と言っていましたが

  ここのところ

  「気分の落ち込みがひどいと『死にたくなる』」そうです。

  あきの場合は、しょっちゅうではありません。

  月に1度~2度。

  これは回復期によくある症状のようで、実際に衝動的に

  行動に移してしまうケールが多々あるそうなのです。

  今、一番注意しなければいけない時期だと思いました。

  「あきが死にたいと思ったらそれは病気のせい。

   あきが思っていることじゃないからそいう言う時は

   合言葉を決めよう! 

   そうね・・・『ヘン』って言って。

   気持ちが変という意味で・・・。

   そしたらママたち今まで以上に注意して非常事態宣言するから」

  「うん・・・分かった。死にたくなる時は体も重いから

   なかなかいっぱいは話せない。『ヘン』だったら言えそう」

  怖い時期ですが、だからと言って行動制限するのではなく

  良く、見て・観て・診て・看て 見守って いようと思います。


  さて、

  以前にもお話しました、マインドフルネス総合研究所の先生に

  教えていただいたうつ病の時の思考停止と記憶力低下ですが。

  あきの場合、かなり回復しているようです。

  病気が発覚してしばらくは自分で判断できない状態でした。

  ●病院で自分の症状が言えない

  ●大好きなお洋服が選べない

  ●すぐに物忘れする

  ●記憶に無いことがある

  ●覚えられない

 ところが今は、病院の先生に自分の症状をきちんと話ができます。

 今日も、皮膚科の診察室には自分だけで入って話をしてくると

 言っていました。

 「足のアトピーの跡がなかなか治らないでしょ。

  プールに行っても恥ずかしいの・・・・

  だから先生に、良い薬が無いか聞いてみる」


 また、先日ジムでガールズヒップホップに参加した時

 先生に

 「いつもこんなにテンポ速いんですか?」と聞けたそうです。

 先生は

 「今まで2回練習してきたから今日は速くしたのよ。

  最初から速かったらきつかったわね・・・

  でも続けて行くと大丈夫よ」と言われたそうです。

 今まで質問も積極的にできなかったのに、それもできました!


 かわいいお洋服も値段や用途に応じてちゃんと選べます。

 先日のバーゲンではほんとにかわいい安いお洋服を
 
 一人で買い物に行って買ってきました。


 一昨日、私の注文していたコンタクトを一緒に取に行きました。

 1週間ほど前、眼科で診察してもらって作ってもらった処方箋

 でしたが、お試しのコンタクトがどうも度が合わない・・・

 そこで、眼鏡店に電話して、「以前の処方で注文しなおしてください」

 とお願いしました。

 ところが、今回受け取りに行った時「以前の物にしてくれましたか?」

 と聞いてもあやふやなこたえ・・・。何度も聞くと最後には

 「大丈夫です」というこたえが帰ってきました。

 車に戻って、処方箋を見ていると、あきが隣から覗き込み

 「大丈夫だよママ。これ今回のじゃなくその前の処方箋だよ。

  だって、1週間前に見たのと違うもの」

 「え~~~~あき覚えていたの」

 「うん」
 
 「ちらっと見ただけなのに?」

 「うん、覚えてるよ。私ってそういうのはすぐ覚えちゃうの」

 「あきの記憶力や物忘れは回復してきたんだねぇ~」

 と二人で喜びました。

 
 
 これらを回復するには有酸素運動とか脳トレーニングなどが良いそうです。

 
 あきは、ちゃんと訓練を続けてきたからこそ、回復してきたのだと

 思います。

 
 今、うれしい回復期、危険な回復期にありますが、

 どうにか親子で乗り越えて行きます。



ラベル:うつ 非定型うつ
posted by シュガー at 12:26| Comment(4) | TrackBack(0) | 近況 | 更新情報をチェックする

ソルト、あきに謝るの巻き


 先週金曜日の話です。

 東京に住むあきの姉から朝早く電話がありました。

 「今、駅にいるんだけど具合が悪い」との事。

 症状を聞くと、どうやら食あたり? みたいな感じ

 「動けない」と駅の救護室へ・・・

 「救急車を呼ぶのは嫌。もっと困っている人がいるかもしれないでしょ」

 とのことでガンとして救急車を呼びません。

 非常に忙しい中、ソルトが飛んで行くことになりました。

 その時「あきも手伝ってくれ」と言うのであきは

 姉のために毛布を用意したり、水を用意したりして出かけました。

 結局、昼ごろ着いて、姉をピックアップして、病院へ・・・

 ところがソルトの仕事が・・・急いで戻らなければならない状況に

 病院へ送り届け、あきを姉に頼んで帰ってくることになりました。

 「え?あきを置いてくるの?だってあきだって病人だよ。

  それに、薬持って行ったの?」と聞くと

 薬は持ち忘れたとの事。

 それでもあきは「私は大丈夫。薬飲まなくたって!それよりお姉ちゃんが大事」

 としっかりした口調。

 昼は安定剤だけなので問題ないが夜はそういうわけにはいかない

 と思いつつも、今の状況を解決するためにはあきに頼むしかない。

 結局姉は「急性腸炎」 疲れと暴飲暴食? 

 「なんか悪いもんでも食べたんじゃないの?」と後から笑い話になりましたが、

 (それから3日、今日も会社を休んでいます。)

 何度も電話で連絡を取っていましたが、その中で

 ソルトが姉に電話して状況を聞こうと思ったそうですが

 あきが出て「お姉ちゃん電話に出られる状態じゃないよ」というと

 「病院へ行ってなんて言われたんだ!どんな薬をもらったんだ!

  血液検査はしなかったのか!ちゃんと先生に聞いたのか!」

 矢継ぎ早に、それも強い口調であきに言ったそうです。

 あきはそれを聞いて「パパが怒ってる」と思ってしまいました。

 ソルトは心配になると怒って言ってしまうことが多々あります。
 
 本人は怒ってるつもりはないそうですが・・・

 「私は診察室に入っていないから分からないよ・・・・」といいつつも

 薬の説明書を読んだりしてしっかりした対応をしました。

 それでも「パパが怖い」がまたまた頭を持ち上げて来ました。

 結局、病院で薬をもらって、食事のお弁当などを買っていたら

 姉がしゃがみ込んで動けなくなったそうで・・・

 お店の人にたのんで一緒に抱えてタクシーを拾って

 姉のアパートまで行ったそうです。

 あきはその後も大活躍! 洗面器を用意したり、ポカリを買いに走ったり。
 
 姉の看病をしました。

 ソルトの仕事が結局夜遅くになってしまって、終わって即効

 車で、私も一緒に姉のアパートに向かいました。

 ソルトは東京へ2往復。

 あきは昼ごはん夜ごはんを食べたものの、薬は一切飲んでいません。

 心配で心配で気が焦りました。

 それでも、姉のアパートに着くと、体調は悪そうでしたがしっかりして

 いました。即効!もって行った薬を飲ませました。

 どうしても実家に帰らないという姉に、食糧や水を冷蔵庫に入れて

 三人で帰りました。

 その後、あきは具合が悪くなりました。

 ソルトは「俺が強く言ったからだな・・・・あきに謝らなければ」とポツン

 「え?」って驚きました。

 あきがこの病気になったとき、ソルトは

 「あきのうつ病が俺のせいだと言うのかっ!

  謝るなんて絶対ありえない!俺は悪くない!」と言っていたソルトです。

 翌日の昼食時にあきと顔を合わせるや否や

 「あき・・・ごめんな・・・パパは怒ったつもりはないんだけど

  どうしても心配になると大きな声になるし、強い口調になっちゃうんだ

  パパは怒ってないよ。でも怒ってるって感じちゃったなら・・・ごめんな

  あきは一生懸命やってくれた。家族のために役に立ってくれた。

  ありがとな・・・。」


 あきは下を向いたままでしたが小さくうなずきました。

 そして今日、あきとソルトは皮膚科の病院へ行きました。

 「診察が終わったよ!パパにスタバでキャラメルとアイスクリームの

  コーヒー買ってもらったよ!」と嬉しそうに電話してきました。

 あきの非定型うつ病発覚から1年。

 家族は徐々にお互いの気持ちが分かるようになってきました。

ラベル:うつ 非定型うつ
posted by シュガー at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 近況 | 更新情報をチェックする