今朝、あきは元気に起きました。
「おっはよ~~~ 今日ね・・・ジムへ行こうかなって考えてるところ」
ソルトと私はびっくり! だってここのところ
「いつジムやめようかな・・・ずっと行けていないし
パパに月謝払ってもらってるの悪いし・・・」
と事あるごとに行っていたのでが。
「行くの?」と聞くと
「うん、午後から行ってみる」
と・・・先ほど元気に出かけました。
もし、行くだけで帰って来たとしても
行こうかなという意思→行こうという決定→そして実行
今日は大きな一つができました。
あきにとって具合が悪くなかなか決心できなかったジムへ行こうということ
それができたのです。
ソルトは「えらいぞ!」と褒め、あきは嬉しそうでした。
それにしても、あきは回復力が付いてきました。
強力なうつ症状に打ちのめされても1日で復活!
これも、あきらめずに続けていたマインドフルネスのおかげだと思います。
さて、今日は「呼吸法・自己洞察を続ける」というお話・・・。
マインドフルネスの呼吸法(+自己洞察)って、始めて聞いて、
始めてやってみると案外苦しくて大変だったりします。
始めは10分やっと・・それでも続けると30分くらいできるように
なるころには、頭がすっきりした感じになって、なんか気分も
良くなってきて、「このまま良くなるんじゃない?」っていう
勢いだったりする人もいるそうです。
でも、ある程度つづけると、まるで効力がなくなってしまったかの
ように、いくらやっても何にも起こらなくなってしまう・・・
「あのスッキリした気分はなんだったの?」という状況になります。
でも・・・そこで止めたらもとに戻ってしまうのです。
「こんなんでほんとに良くなるのかな・・・」
「ちっとも良くならないぞ!」
「なんか騙されてない?みんな良くなってるなんてほんとかな?」
という疑念、疑惑はドンドンドンドン湧いてきます。
苦しいならやりたくないな・・・めんどくさい・・・
体が動かないから今日はお休み
などとやったりやらなかったり・・・なんてことになりがち。
でも、それでは効いてこないんだと思います。
マインドフルネスの先生は、
「マインドフルネスをやると階段を上るように改善していきます」
と言います。
始めは一段上って、そこでしばらく良くなったり悪くなったり
そしてある日また一段上ってそこで良くなったり悪くなったり
そしてまた・・・というように・・・
そして体感できるある線があって、そこを超えると急に
良くなってくるそうです。

つたない図ですが・・・
そのラインは、人によって違うそうで、
呼吸法と自己洞察、それとセッション参加と日記指導を受け
時折、個人面談をし、毎日ちゃんと指導を受けたことを
欠かさずにやると
うつ病の人で4カ月から5カ月くらいから急激に良くなってくる
感じがする人が多いそうです。
(中には急に良くなるのを感じない人も少人数いるようです。
あきもそうでしたが、気が付いたらかなりよくなっていた
という場合もあります)
非定型うつは治りにくいので、それ以上かかると思います。
で・・・実際の「寛解」(病状がほぼ消滅している状態)し
その後「完治」(完全に治った状態)するまでに
うつ病の人で約半年から1年
非定型うつの人で1年から2年
と言われています。
ですが・・・治るための条件はやはり
途中でやめない、あきらめない、焦らない ということだと思います。
私は、途中で症状が改善されない時、
疑惑疑念がわいてくるのは仕方ないと思います。
でも、それでもその考えの渦に巻き込まれず、あきらめずにやる。
疑惑疑念を持つなというのではなく、疑惑疑念があっても
仕方ないとありのままにする心が必要。
マインドフルネスは新興宗教ではないのですから
信じる者は救われる 信じない者は救われない なんていうのはナンセンス!
指導いただいたことをそのまま素直にやる事が大事だと思います。
そしてもっと大事なのは「治りたい!治すぞ!」という気持ちでは
ないでしょうか?
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【6月30日】 拍手にコメントくださった精神科医様
ありがとうございました。
一言「応援しています」という言葉を読んだとたん
私らしくもなく、どっと涙があふれて来ました。
ここのところ、体力的にもきつく、あきの症状が落ち込んだ事も
あって、自分自身メンタル面もちょっと弱くなりかけていました。
なにより、どちらの先生かは存じませんが、精神科の先生の励まし
が、すごくうれしく、また新たにがんばる力となりました。
ほんとに!ほんとうに!ありがとうございました。