ご無沙汰です。
あきは、先週金曜日、姉のアパートから帰ってきました。
姉のアパートに行っているうちは、遠くの公園までかなり歩いて
散歩してきたりしていたそうです。
姉が仕事で帰りが遅いことが多く、やはり孤独感が強くでたようでしたが
途中お友達と遊びに行ったりして少し充実した日々だったようです。
翌日、土曜日はマインドフルネス総合研究所のセッションに参加
してきました。
始めは、パニック障害の話でした。
パニック障害とは、パニック症状が出るのではないかと予期してしまい
起こるかどうか分わからないのに行動(電車やバスに乗れないなど)
出来なくなってしまうことだそうです。
対人恐怖症は人に見られているのではないかとドキドキしてしまうそう
見られていなくても、見られていると思ってしまう。
またPTSDも、また嫌な事言われるのではないか・・とか、暴力ふるわれる
のではないかと思って症状がでてしまう。
すべて、予期不安があるそうです。
それを治す方法を教えてくれました。
うつ病も、非定型うつも、パニック障害も、対人恐怖症も、PTSDも
結局、その回路が活発になってしまっているそうです。
それを鎮めるための訓練『心を使いこなすことを学ぶ』
というのがテーマでした。
ソルトが帰りがけ私に
「今日はすごくメモしていたなぁ~」というので
「先生が行っている事は毎回確かに同じ事だけど
いつもより具体的で分かりやすかったんだもの」
と言いました。
それと今回は、質問タイムを設けてくださいました。
質問される方の内容が日々の生活に密着していて
あきにも自分にも当てはまることもあり
先生の答えがより具体的だったので、非常に勉強になりました。
また、こういう形式も取っていただけたらと思います。
あきは、だんだん理解が深まって来たようです。
それが謙著に現れたのが帰宅してからソルトとの関係。
ソルトが怒ったわけでもないのですが、仕事の事でイライラ
していて、口調が少しだけ強くなった時。
あきは一瞬にして顔から血の気が引きました。
先生はこの事を
「無意識レベルの反応」と言います。
何かを考える間もなく、一瞬にして体が反応してしまい、ドキドキして
血圧が上がります。 考えをゴミ箱ぽぃとかしている暇はありません。
しかし、そのレベルも訓練で改善していくと先生は言います。
あきは、一生懸命呼吸法をやりました。
しかし、ソルトと同じ空間にいると負けそうになるので自分の部屋へ行き
呼吸法洞察を行いました。10分もたたないうちに降りてきて
「治ったぁ~」とにっこり。
「前はこんなことがあると2週間は寝込んでたでしょ!
私・・・えらい?」とふざけて聞きます。
「おお!えらいえらい!」と二人で笑いました。
ソルトとも楽しそうに夕食を囲みました。
かなり、改善されています。
あきはだんだん「心の使こなし方」が上手くなってきたようです。
社会に出ても色んな人はいます。
声が必要以上に大きい人、すぐイライラする人、言葉使いが荒い人
根はやさしい人かもしれませんが、表にでるその表現に、その都度
びくびくしていてはこれから社会に出ることができません。
あきはこの訓練で、今度のもっと強い荒波が襲ってきても
それに負けることなく生きていかなければならないのです。
きっとこのマインドフルネスの訓練で乗り越えられる人間に
成長してくれると思っています。
今、まだ主にのこっている症状は
疲れやすい・鳥肌・時々頭痛・胃のムカつき・腹痛
ですが、先生は
「こういうのは、ストレス⇒交感神経と扁桃体の連鎖のせいです。
軽くなるのに時間がかかります。
ゆったりとした呼吸法を中心にやって
無意識レベルの抑制機能を活性化してください。」
特に一瞬にして出る鳥肌は、直前に何かを考えたのではなくても
出ることがあります。
(鳥肌が出ると、あきは「見て見て見て」とその鳥肌を見せて
笑っています・・・・汗)
時間はかかる、でも訓練をちゃんとやっていけば徐々に良くなてくる。
はちみつさんもそうだったように、ちゃんと治るまで続けて行くことが
大事だと思いました。