昨夜、あきはソルトと笑って話ができるようになってきました。
私が入浴中に、いろんな話をしたそうです。
「すもうの事や、サッカーの話や、高速道路の無料化について話した。
楽しかった」と言っていました。
もちろん、呼吸法と洞察もありますが、姉の帰郷と、幼いころのDVDの
おかげもあると思います。
3月、非常に調子が良くドグマチールの断薬を試みた時も
(結局失敗しましたが)
このDVDを良く見ていました。
押入れの奥の奥から、当時はビデオだったのをあきが自分で
デッキに入れてその上DVDにも落としていました。
そのDVDには、まだヨチヨチ歩きのあきと若いソルトと
小さい姉と、健在だった祖母の笑顔が映っています。
撮影していたのは私・・・。
広い公園へピクニックに行った時の物です。
そのDVDを昨日また見ていました。
森の中をソルトと姉が先に歩き、あきは後ろからペンギンのように
よちよちついて行きます。
一生懸命ついて行くのですが、ゆっくりゆっくり散策している
ソルトとちょこちょこ早歩きの姉には全然追いつけません。
ふと、ソルトが振り返り、あきを見て、
しゃがみながら「おお・・・どうしたどうした・・・」
とそれはそれはかわいい! というように声をかけます。
あきはその大きなソルトの大きな胸にヨチヨチと抱きついて行きます。
ソルトは抱きしめて抱きあげます。
それだけの事なのです・・・・。
また、こんなに小さいのに、ソルトは姉とあきにリングに付いている
マーブルチョコを買ってあげていました。
芝生の上で、マーブルチョコのリングをソルトに向かって
「うぅ うぅ」と突き出します。
「開けてよ!」と言っているのです。
それをソルトは嬉しそうにプチッと一つ取り出してあきの小さい口に
入れてあげます。
それだけの事です・・・・。
でも、あきは何度も何度も何度も再生して見ています。
「パパは私の事、好きなんだよね!」
確認するように、何度も何度も何度も・・・・。
そして、あきはソルトと話ができるようになりました。
朝のムカムカがあるので食欲は少し落ちていて
完全とは行かないですが、気分も体調もだいぶ良いようです。
最近「辛い時こそ何かをする」ということができるようになってきました。
「マインドフルネスの先生が、反対の事をすればいいって言ったでしょ。
辛くて動きたくない時は動く
ひどい眠気が襲って来たら寝ないようにする
食べたくなったら呼吸法や洞察して食べないようにする
笑顔で言うんだよねぇ~ 先生。
先生、時々残酷だよって思う。
辛い時に何かを決めて行動するっていうのは、ほんとにほんとに
大変なんだよ。
でもね・・・やらなきゃ治らない・・・分かっているの。」
少しづつ 少しづつ できるようになってきてるよ。
続けていけば大丈夫! ってで応援しています。
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6月15日に拍手画面からコメントをくださった『私も姉が大好きです』さんへ
コメントありがとうございました。
兄弟姉妹というのはそういうものかもしれません。
いつも比べて羨んでいるんです。
でも案外、あなたにもお姉さんより良い所がいっぱいあって
お姉さんも「羨ましい」と思っている部分があるかもしれませんよ。
あきの姉がそうです。
「あきのような顔に生まれたかった・・・あきのように数学が得意だったら
いいのに・・・。あきのようなセンスが欲しかった。
あきはいつも可愛がられていてずるい。」
親だから分かるのでしょうか?
姉があきを羨んでる事、あきが姉を羨んでる事。
そうやって兄弟姉妹って成長していくのかもしれませんね。