2010年02月15日

うつのがんばらないで 非定型うつのがんばって

 うつ病患者に、「がんばって」という言葉はかけてはいけないという話を

 よく耳にします。

 「精一杯がんばっているのにこれ以上がんばってって言われても

  どうしていいかわからない・・・」

 ということで、「がんばって」という言葉がストレスになってしまうから

 だと思います。

 でも、非定型うつの場合は違います。

 ある程度の「がんばって」は必要なんです。

 非定型うつで有名な 貝谷先生のページを見ると

 http://www.fuanclinic.com/byouki/karada.htm

 うつ病と非定型うつ病の違いがよくわかります。

 非定型うつ病は、「もうちょっとがんばってみようか」とか

 「ここまでやってみよう」などと励ましながら課題を勧めると

 がんばれる! という特徴があるそうです。

 私もあきに遠慮なく「がんばって」と言いますし

 あきも良く「がんばるね!」と言います。

 非定型うつは、うつ病より治りにくいと言いますが

 「がんばって」という言葉が使えることだけは

 ありがたいと思っています。

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posted by シュガー at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ | 更新情報をチェックする

うつの不眠と非定型うつの過眠

 あきはお友達のところへ泊りに行った・・・・

 「泊まりに」というのは間違い

 一晩中起きておしゃべりしていたそうです。

 で、日曜日に帰宅してすぐ爆睡

 1日中寝てました。その上夜も寝ちゃいました。

 でも、今回の場合は「寝なかったための寝不足」と

 分かっていたので、ある意味安心していましたが

 今でも「いつでもどこでも寝ようと思えば寝られそう」という

 時があります。そいういう時には、それ以前に必ずストレスが起こっています。

 うつ病の人は寝不足になると言いますが

 非定型うつの場合は寝すぎてしまいます。

 そのメカニズムを病院で教えてもらった方はどれだけいるでしょう・・・

 実際、私たちも病院では教えてもらえませんでした。

 どうして眠くなるのか・・・・

 それは、鉛様麻痺感と同じ原理だったことが分かりました。

 対人関係→激しい感情→強い眠気の神経回路にスイッチが入る→
 強い眠気のために眠 る→仕事ができない→社会生活が支障→
 慢性的に悩む→過敏性が持続→対人関係に過敏

 (マインドフルネス総合研究所 非定型うつを治す(3)より

 これが負のスパイラルとなり、堂々めぐりして非定型うつが治らない
 
 原因になっているわけです。

 それを断ち切らなければなりません。

 その断ち切り方を訓練しているのがマインドフルネス総合研究所です。
 
 呼吸法、洞察、思考に落ちない などの訓練です。

 マインドフルネス総合研究所に通い始めて、病状が出たらそれ以前に何が起こって
 
 いたか、確認するようになりました。

 実は、土日とあきの姉が帰ってきましたが、姉が帰って来ると具合が悪くなります。

 「お姉ちゃんがきらいなんじゃなくて、お姉ちゃんの口調がきついから

 家族でけんかが起きちゃうんじゃないかとハラハラしちゃうの・・・」

 まだ、起きてもいない事に思考を巡らせて具合が悪くなってしまうようです。

 姉が帰ってくる = 具合が悪くなる

 という構図がはっきり分かった今、何をするかも分かります。

 「次におねえちゃんが帰ってきたら、起きてもいない事に悩まないように

  がんばってみよう!

  お姉ちゃんの性格を変えることはできないんだから、あきが変わるしかないよね」

 あきは・・・

 「そうだね! そのとおりだね! やってみるよ 

  呼吸法をする・・・思考に落ちない・・・他に意識を向ける・・・だね」

 と言いました。

 決して姉が悪いわけじゃなく、どちらかと言うと姉は歯に衣を着せぬ性格で

 特に父親であるソルトはそれを楽しんで会話しているのですが、あきには

 それがけんかしているという風に感じてしまうようです。

 ストレスになるような思考に走らない・・・・

 それが難しいけど大事な事です。

 それば難しいから訓練をしているのです。

 うつ病を抱えて独学でマインドフルネスを実行するのはかなり難しいでしょう。

 また、私のブログを読んでいただいても参考になればよ良いという程度です。

 実際には、訓練をしなければ身に付かない、奥の深いものです。


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posted by シュガー at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | マインドフルネス | 更新情報をチェックする