2010年02月10日

先生にだけカミングアウト

 さっき、ブログ記事を書いた直後

 あきから電話があった。

 「面談、今終わったよ!」と明るい声

 「卒論の話もしたけど、先生がね

  あなたはファッション関係の仕事に就いた方がいいわね

  就職は決まったの? って言うからね

  うつの事、言っちゃったの・・・就活はドクターストップかかってるって

  そしたら先生、今まで全然気が付かなかったわ!って言ってた。

  だって先生、みんなに気が付かれないようにしてたもの・・・

  私、人に弱みを見せるのは絶対にいやだからって言ったの。

  辛いの・・・すごく辛い って言ったら

  いつでもおいで、卒業しても相談に乗るから。就職の事も心配でしょ

  いつでも就職の相談にも乗るよ。って言ってくれたの・・・

  先生の専門は保健体育だから、うつ病の事もよく理解されていたの

  すごくうれしくて・・・泣いちゃった。

  そしたら先生が

  うつ病だって他人に言えるようになったらもう回復に向かっている証拠よ!

  って・・・・

  なんかすごく元気出た!

  昨日の・・・悟りを開くって話はね・・・

  パパが何かの話をしているときに「悟りが開けるといいね」って言ったの

  だから、マインドフルネスでがんばっていて、それでももっと

  悟りを開くような修行をしなきゃいけないかと思いこんじゃったの。

  ごめんなさい。」


  あぁ~ そういう事だったのか・・・と納得。

  それにしても、あきはとっても良い学校生活を送ってきた。

  中学、高校、大学と一貫教育の女子高。
 
  高校時代は、みんなのアイドルだった・・・

  友達より数倍もがんばった。がんばってがんばってがんばって

  壊れちゃった感じだった。

  でも、友達はみんなの~んびりしていて優しい子ばっかりだった

  先生にも恵まれた。 ほんとに親身になってくれた。

  でも、あきはもともと気丈な子

  絶対人に弱みを見せない。だからぴんと張った糸が切れちゃったんだね。

  実は、大学では就職氷河期で大変なのだけれど、もし就職できずに

  大学卒業しても、就職のあっせんや相談には乗ってくれるとのこと

  その上、先生にも相談に乗ってもらえるのなら、将来への重荷がずいぶん
 
  軽くなった気がします。

  親だけではできないことを、周りの人に助けられているなぁ~

  手を合わせずにはいられない気持ちです。


  ※よろしかったら下のアイコンをクリックして応援してください。

     人気ブログランキングへ


ラベル:うつ 非定型うつ
posted by シュガー at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 近況 | 更新情報をチェックする

私は悟りを開くの?

 あきが昨夜突然こんなことを言い出しました。

 「私は悟りを開くんだよ。全部の感情を押し殺して、何も考えないようにするんだよ」

 「え? 何を言ってるの???」

 「私はね・・・テレビを見て、あの子ブスなのにテレビに出られていいなぁ~とか

  あんなお洋服が欲しいなぁ~ とか思っちゃいけないんだよ。

  全部の感情をね・・・ 無くさなきゃいけないの」

 「えええ??? それってマインドフルネスの事?」

 「・・・・・」

 「どうしたの? そうじゃないでしょ 意味違うでしょ」

 「・・・・」
 
 誰が悟りとか言ったんだかわからないけど突然こんなことを・・・

 「それは誤解だよ。マインドフルネスで言っているのは自分の感情を殺すのでは

  ないでしょ・・・。今は火山で言うところの活火山状態になっていて

  少しの事で感情が大きく動いてすべて悪い方へ悪い方へ考えてしまうから、

  活火山が休火山、死火山になるまで思考に走らないようにしているだけだよ。

  分かってるよね・・・

  治ってきたら将来の事も考えなきゃいけないし、

  辛い事にも向き合わなきゃいけない

  それまでの間、前頭葉をストレスホルモンが攻撃しないようにしているんだよね。

  テレビを見て、ブスな子が出てていいなぁ~ 

  それに比べて私はこんな病気になって

  とか、あんなお洋服が欲しいなぁ~ 

  でも私は働いていないしから買えない

  ああ・・・なんでうつになったんだろう。辛い辛いもう嫌だ・・

  とか、悪い方に考えるのを止める訓練をしているだけだよ。

  今は、良い考えも悪い考えも(ポジティブ思考もネガティブ思考も)

  すべて考えに落ちると悪くとらえる時期(ネガティブ思考に陥る時期)

  だから、良くなるまで止めているだけで「悟りを開く」わけじゃないよ」

  と改めて確認したんだけど、しくしくしくしく泣くばかり・・・

  
  「あきはあきのままでいいんだよ。考えを代えるんじゃなくって思考に落ちるのを

   一時期止めているだけだから・・・・」

  たぶん、理解はしていると思うんだけど、時々不安になるんだろうと思います。

  マインドフルネスで大丈夫と思いつつ、いつもどこかで不安になるのは

  仕方がないことですよね。

  しばらく一人にしておいて、泣き続けていたようですがお風呂に入って

  お気に入りの熊のぬいぐるみを抱いて寝ました。

  小さい子になったようでした。

  今日は、卒業のための面談。
 
  大学に出かけて行きましたが、ちょっと沈みがちでした。

  ソルトは

  「あきは、うつが治る時が本当の意味で大人になる時なんだと思うよ」

  とつぶやきました。

 

※このブログ記事がちょっとでもお役にたったならバナーをクリックしてね!

    人気ブログランキングへ

 
posted by シュガー at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | マインドフルネス | 更新情報をチェックする

2010年02月09日

良くなってる気がしない

 あきが、うつ状態で特に発作が起きているとき(主に夜)

 「マインドフルネスの呼吸法やっても良くなってる気がしないよ!

  昨年の9月から全然変わってない!」

 と言うことがある。

 誰でもどこか具合が悪い時(痛かったり、苦しかったりして)

 それが少し良くなっていても「良くなっている」という実感は

 なかなかわかないものだろうと思うのです。

 たとえば、頭痛がしていて、少しだけ和らいでいるにも関わらず

 相変わらず頭痛はあるものだから、完全に痛みが無くならないと

 「よくなったぁ~」とは思えないでしょ!?

 あきの場合もそうで、周りからみていると以前よりかなり良くなって

 いると感じているのだけれど、辛い時間の中にいるとどうしても

 悪くとらえてしまいます。

 マインドフルネスの先生は、辛い時、苦しい時、痛い時は

 それをそのまま受け止めて、決して騒がない

 騒いだり嫌がったりすることでストレスホルモンが異常に分泌され

 具合が悪くなる・・・騒がず呼吸法に集中するとおっしゃいます。

 あきもそのことは分かっていて

 「痛い、苦しい時 騒がず、受け止めて・・・呼吸法

  そうしないで騒ぐと、その後何日も具合が悪くて

  起き上がれなくなるのは確かなのよね・・・」と言います。

 「でもそれが難しい・・・具合の悪い時は悪い方に考えるのを

  止めるのがほんとに難しい」

 そこでいつも私が言います。

 「だからそれを訓練してるんだよね」
 
 するとあきは

 「う~~ん 確かにそうだよね・・・」

 今あきはセッション6に入っていて

 わざわざ悪いこと、落ち込んだことを思い起こしてそれを止める

 あるがままに受け止めて、名前を付けて捨て、呼吸法をするという訓練を

 しています。

 非常に難しいけれど、これが身に着けば一生の財産になると思っています。

 そんな中、先日のセッションで、私たちが考えているのとまったく違う答えが

 先生から返ってきました。

 「発作が強くなるとどうしても泣きたくなるんです。

  泣くまいと我慢しているんですけど・・・」とあきが言うと

 「泣いてもいいですよ」と先生

 「え???? 心を騒がせてはいけないのでは?」と聞くと

 「泣くことはいいです。泣くことによって心が落ち着くことがあります」

 とおっしゃいます。

 あきの顔がぱ~っと明るくなりました。

 「泣いてもいいんだぁ~ よかったぁ~」



 つまりは、具合が悪い時、それにとらわれてはいけない

 具合が悪いことに執着してはいけない

 具合が悪い時は、あるがままに受け止めて、今自分がすべきことをする

 つまり家事だったり仕事だったり・・・または楽しいこと

 テレビを見たり、音楽を聴いたり・・・

 具合が悪いことに注意を向けないようにする。

 泣くこともストレス解消になる。

 ということらしいです。

 
 「泣く」ということが許された瞬間

 あきも私も大きな荷物をひとつ下ろすことができた気がしました。

 それでも、あれから3日目

 まだ、あきは泣いていません。

 おかげさまで、泣くほどの発作が起きていないということです。



  ※このブログ記事がちょっとでもお役にたったならバナーをクリックしてね!

    人気ブログランキングへ

 
 
posted by シュガー at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ | 更新情報をチェックする