昨日、ジムへ出かけたのですが、帰宅後泣いていたので「ど~したの?」
と声をかけると
「ジムへ行けなかった。駅についたんだけど吐き気と倦怠感でジムへ
足が向かなくて・・・・
改札口のそばのベンチでずっと座ってた。
大勢の人が、速足で歩いていて、自分は何をやってるんだろう
こんなことしていてジムにも行けないなんて、就職も決まってないし
卒業したらその後どうするの?って不安になって・・・
治さなきゃ!ジムへ行こうと何度も思うんだけど、立ち上がれなくて
で、やっと家に帰ってきたの。ママにも申し訳なくって」
もう大泣き状態。こたつに入って縮こまってしまったのです。
あきの人生で、何かをやろうと思って成しえなかった事は
金銭面が邪魔をした以外はなかったので、すごくショックだったようです。
自他共に認める超負けず嫌い・・・だからこんな病気になってしまったのかな・・?
「焦っちゃだめよ。今は将来のことを考えないで治すことに専念しよう」
と毎日確認しあっていたのですが、実は一昨日、今年初めて大学へ行って
そこで就職が決まった友達が研修の話をしていて・・・
自分は、何にも決まっていない・・・この子たちよりずっとがんばってきたのに
私が一番先を歩いていたはずなのに、今はみんなに追い越されて
どんどん先に行っちゃう。
という強い不安があったそうです。
そういえば一昨日の夜は携帯で就職情報などを見ていたようです。
ソルト(主人・あきのパパ)を呼んで、泣きじゃくるあきと3人で話をしました。
ソルトは「あきちゃん、心配するな、大丈夫だから。
就職の事は今考えるときじゃないんだよ。今は休養して焦らず治していこうな。」
あき「でも今日はジムに行けなかった。私は何をやってるんだろう」
ソルト「ジムへ行けなくっても、行こうとしたじゃないか?
病気を治そうとジムへ行こうとしただろう?
治そう!という気持ちがあっただけでも今日はすごいことができたんだよ。
この気持が大事なんだよ。
将来のことは、これから卒業式もあるし、友達と会うたびに考えるようにするな
といっても考えちゃうかもしれない。考えるとそのたび具合が悪くなると思う。
それを回避するために今マインドフルネスで訓練しているんだから
少しずつよくなるよ、あきらめずに続けようよ。
まだ外出先で具合悪くなったらいつでも電話してきなさい。
どこへでも迎えに行くから・・・」
しばらくすると、あきの気持がだんだん落ち着いたきたようで。
夕食のころになるとテレビを見て笑えるようになりました。
「ほら!泣いたカラスがもう笑っているよ」と私とソルトが言うと
照れたように微笑んでいました。
道は長いです。 良くなったり 悪くなったり
今の時期はできるだけストレスを与えないようにして、前頭葉の血流を良くする
ように注意していかなければならない時期。
マインドフルネスの先生の言う いわば「活火山」状態なのですから・・・。